箕面里山のブログ part2

 里山歩きと山野草のことなど_猪名川町大日山よりみる北西の山やま

山下古道・平野神社から城山を周回

2023年07月01日 | 高代寺山・山下古道・雨森山など
今回は、山登りと史跡・寺社巡りが半々でした。
展望もところどころに見られ、特に城山下方の愛宕神社は南西方向が一望
できました。(2012.06.30) 数ヶ所の誤記を修正(2022.07.09)
細かい道はたくさんあるようですが、メインの道は一応辿れたと思います。



能勢電鉄山下駅から平野神社に向かう途中、川西市郷土館に立ち寄りました。
写真は、旧平安(ひらやす)邸の中庭です。
平安家の多田銀銅山の製錬(鉄鉱石から銑鉄を取り出す=現在の高炉)所跡
でもあり、昭和初期まで稼動していました。
似た字の精錬は、銑鉄の不純物を除去し純度を高めるもの(現在の転炉)。 

旧平賀(ひらが)邸、大正七年の建築でイギリスの田園住宅の作りに……
青木・平通両画伯の記念館もあります。 

登山口は平野神社境内東側にある赤い鳥居を通ります。
二十余基の石仏(西国三十三所)が善源寺道分岐のあたりまで続いています。 

三社宮
つづら折りの急坂が終わり、これからは緩やかな尾根歩きで展望も少し開けます。 

稜線の分岐、左の城山に向かいます。 

点名大昌寺の脇を通って城山に、尾根の水平道を西に進むと城山です。
二重堀切、土橋などの遺構があります。 

山下城(龍尾城)本城跡、西の向山は出城になっており、二山一城の構えに
なっています。小学生が植えた桜の苗木に名札がついていました。 


 愛宕神社から見る五月山から鳥脇山の展望(2018.04.05データ)

正一位吉秀大神

光福寺の王子蓮(おうじはす、淡黄色)、この蕾は7月上旬には開花の予定です。
光福寺は能勢電鉄日生線沿いにあり、山下駅より北250mです。
王子蓮の名は、「平成天皇が皇太子殿下(即ち王子)の時、アメリカを訪問された
際に親善のために贈られた蓮」にちなむそうです。(光福寺住職のお話による) 



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« やっと行けた歌枕とワニの待兼山 | トップ | インパチェンスはツリフネソ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

高代寺山・山下古道・雨森山など」カテゴリの最新記事