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いよいよ梅雨明け、これからが一番暑い時期。やはり暑い時は熱いものと東京駅近くで遅い時間にランチの店を探す。東京中央郵便局が生まれ変わったKITTEの地下にラーメン激戦区というラーメン屋が並ぶ一角を発見。味噌ラーメン、鶏白湯ラーメンなど並ぶ中、発汗にはやっぱり坦々麺とばかり『阿吽』という専門店に入る。
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メニューは券売機のラインナップで見るが、大きく分けて白胡麻坦々麺、黒胡麻坦々麺、汁なし坦々麺の3種類。今回はオーソドクスは『白胡麻坦々麺』(950円)を選択。
カウンターに座り、食券を出すと、まず辛さを聞かれ、4(大辛)と答える。次に痺れを聞かれ、あまり考えずに同じ4にする。
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お冷を飲みながらふとテーブルにある注意書きを読むと、初心者は辛2・痺2、おすすめは辛3・痺2とある。こりゃ痺れて味がわからなくなるのではという不安が急に渦巻き始める。
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坦々麺は割にすぐ到着、運んできたおばさんに少し麺をかき混ぜてね、と言われるも肉味噌が沈むため私はそのまま食べ始める。赤いラー油が目立つがその下からは白っぽい胡麻風味の優しいスープ、辛味は何とかなる程度で美味しいなと感じる。
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次に麺、一般的な麺よりやや細め。コシはないが、喉越しが良い。また、トッピングを見ると青物はネギ、カイワレ菜、三つ葉。他に干しエビ、揚げネギ、ナッツなどが入っていて食感もいい。さらに肉味噌。肉味噌はやや甘め、これが美味い。しかし、ここで気づく、唇が痺れ始めていて味の感応度が落ちていることを。食べていて美味いことは変わらないが、何となく最初に比べて味覚が弱い。恐るべし花椒。後でチェックしたぐるなびの口コミを見ると『あまり効かせすぎると味がわからなくなるのでら痺れは2にすべし』とある。食べ終わっても歯医者の治療の後のように感覚がおかしくなり、水ばかり飲んでしまった。
とはいえ、やはり名店、全体としては大変美味かった。次回は辛5痺2でいくことにしたい。ご馳走さまでした。
阿吽 キッテグランシェ店
千代田区丸の内2ー7ー2 KITTE丸の内B1
08043648949