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常盤橋公園を出てJRのガードの方に向かう。旧逓信博物館の後にはJPの巨大なビル、同様のサイズのビルが列を作っている。そして東京サンケイビルの隣は読売新聞東京本社ビルとなっている。
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ここはいつも箱根駅伝の2日目(1月3日)にランナーが飛び込んできてガードをくぐり、ゴールを目指すが、そのゴール地点がまさにここにある。
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ゴール地点を示すプレートがあるはずと周囲を探すが、中々見つからない。足元を丁寧に見てみると植栽と境、『絆』という題がつけられたランナーの像の右下、歴代優勝校が刻まれている石碑との間あたりに埋め込まれている。
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せっかくだからと歴代優勝校を見てみると各校の黄金時代が見えてくる。創成期(大正〜昭和ヒトケタ)黄金時代を迎えたのが早稲田大学と明治大学、15年の間に早稲田大学が7回、明治大学が5回優勝している。(因みに明治大学が最後に優勝したのは昭和22年である。)
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その後、日大が4連覇するなど中央大学と日本大学の2強時代が昭和43年頃まで続く。昭和44年からは日体大が5連勝、昭和61年からは順天堂大学が4連覇するなど黄金時代を築く大学が増えた。さらに優勝経験が全くない大東文化大、山梨学院大、神奈川大がそれぞれ一時代を作った。現在の強豪校が最初に優勝はしたのは平成12年の駒沢大学、平成22年の東洋大学、平成27年の青山学院大学が初優勝し、今の地位を確立。その中で連覇は少ないが常に優勝に近かったのが早稲田大学のようである。
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挙げた大学以外で優勝経験があるのが東京高等師範(今の筑波大学)、慶應義塾、専修大学、亜細亜大学と98回もやっているのに優勝したことがあるのは17校しかないのである。(法政、国士舘、東京農業なども総合優勝はない)
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(2018年1月2日六郷橋)
それでも最近の箱根駅伝には東京国際大学、中央学院大学、今年初出場の駿河台大学など新たな学校の参加も増えてきており、伝統校と言えどもおちおちしていられない。再来年には100回大会を迎え、参加校が増える見込みもある。勝手ながら我が母校慶應義塾の勇姿を見ることを期待して見たくなった。