ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

「公園」と「サーカス」の間

2020-09-07 | 雑念
教育とか学びとかを超越したい。

ただそこに笑顔が生まれる。
そういう場を作りたい。
かと言って、誰かを笑い物にしたり
ましてや僕自身がピエロになるのでもなく

そこにいる人達が自分で身体を動かして
何故か楽しくて笑っちゃう

そんな場を作りたい。
そんなチャンスを生み出したい。
そんな空気をクリエイトしたい。

それが僕の「したい事」

それを最近強く思う。

色々、「こんな事に気づいてほしい」とか「こんな事を学んでほしい」とか

本当に色々、体験学習の現場では話し合う。

その事がとても良いことだとも思っているし、価値のある時間だとも思っている。

しかしその先に何があるのか?
本当に僕が目指したい究極の場所は?

「学びの場」ではない。

「体験型アミューズメントパーク」なのかもしれない。

北海道の旅を終えた。

テーマは「縄文とアイヌ」
そしてその集大成として白老にあるウポポイ(民族共生象徴空間)

ある意味テーマパーク
アイヌの文化に触れる国立の空間

予算が国から多額に流れ、かなり批判的な立場なのかもしれないが
僕はその渦中とは違うインスピレーションを受けた。

その「学びの手法」について

その空間の展示法や文化を紹介するスタイル
コロナ禍だったためか少ない訪問者(人数制限)

その万博会場のような場所に近代建築と広大な自然を利用した公園を歩きながら
刺繍体験や木彫体験、歌や踊りを見せる場所
アイヌ後に触れる劇場

ソフト面がまだ足りていないような感じがしたが
長くその施設を守るならエンターテイメント性を高める必要性を感じた。
スペースは十分にある。

僕はやっぱりそんな広大な土地は必要ないが
その場所にいるだけで笑顔になれるテーマパークのような場所を作ってみたいと思っているのかもしれない。

ミッキーやスパイダーマンが出てこなくていいが、
「遊び」凝縮したような
「公園」よりは笑いの濃い
「寄席」よりは自由で
「シルク・ド・ソレイユ」よりは開放的な

自分が楽しむ自作自演の「公園」と「サーカス」の間のような場所