12月11日、屋台が蔵に入ってから20年をこえる歳月を経て、再び屋台が組み上がった状態で人目に触れることになりました。 管理人は都合によりみることができませんでしたが、ご厚意により写真をいただきましたので、それを使いつつ記事を書かせていただきました。
⚫︎傷んでいない装飾品の謎
ここで大きな疑問があります。20年越えたわりには、傷んでいません。城山屋台は購入時すでに中古の状態でした。それから20年ほど使い、さらに20年以上休みました。にもかかわらず、今からでもかつげそうな保存状態です。
これは、夏に虫干しをすることで、殺菌して腐食を食い止めてきました。しかし、担がれることのない屋台を20年以上虫干しし続ける心持ちはいかなるものであったのか、はかり知れません。
それだけでなく、地域の駅伝大会などでは、城山の法被を着て参加をしていました。他町の屋台を担ぐ時も、城山マークの地下足袋で揃えたりと、城山の存在を示し続けてこられました。
このような情熱に三木の祭は支えられていることを改めて感じました。
•編集後記
日本の山車祭か世界遺産登録されました。元々素晴らしいことがわかりきっている山車祭。ユネスコやがきちんと世界遺産として登録できるかどうかというのは、ユネスコや国連がちゃんと文化財を審議する能力があるかどうかを試される機会となりました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます