outdoor life by mizota

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フィリピン移住の失敗例②

2010年06月18日 19時32分04秒 | 退職生活
昨日の続きです。(日本人同士が話すのもそうなりますが理解し易い様に日本円で書いていますフィリピンの一ペソは約2~2,5円です)

昨日書いたように、女性の出身地近くで土地を買って家を建てると、殆どの場合「親族」が集まって来るようです

とくにそれが日本に出稼ぎに来ていたような場合、その女性は稼いだお金を持ち帰り「親族のボス」的になっている事も多いようです。

それで親族が集まってくるのが嫌な人達は、女性の出身地から離れた島や町に居を構えたり、土地や家を買わず、借家で暮らしたりしています

しかし50代でフィリピンに来てフィリピン女性と結婚した別の人は全財産が300万円だったんですが、それを持って来て親族が集まる事を利用しています

海辺に広い土地を100万円で買い、仕事が無い親族にフィリピン式のコテージを10棟ほど建てさせて、(材料が竹と椰子の葉なので人件費を考えなければ殆どタダ)フィリピン人相手のリゾートを造ってしまい親族をスタッフにしています

フィリピンでもマニラなど都会で住んでいる人で余裕がある勤め人は家族旅行をします。

日本人を含む外国人を相手に「ぼろ儲け」を考えず、国内の旅行者を相手にしている事、親族に仕事が回るように考えた事など素晴らしいと思います

元々の発想が「皆が何とか食べていけたら」なので、何もしなくても何とか食べられる国ですから、地についた考えと言えます

年金が貰えるまで生活が出来るように考えた事も悪くないと思いますが「儲かっている」ようには見えませんでした

食べていけている事は間違いありませんが・・

その日本人は今は「親族のボス」で村でも人気者なっているようです

勿論日本人が考えるような閉鎖的で秘密的なプラベートはありません。

ただこれは非常に?うまく行った例で、何かを始めてもうまく行かなかった例や、持って行ったお金をすべて騙し取られた人もいます

そして全くお金が無くなって他のフィリピン女性に養って貰っているこれまた別の50代の日本人にも会いましたから様々ですね

さて、昨日の辛抱できずに逃げ出したA氏の続きです。

もう土地を買ったり家を建てるお金はありませんから、同じルソン島でももっと南に移動して、新しく見つけた日本などに稼ぎに出た事が無い女性と一軒家を借りたそうです

街中でも田舎町だったので良い家でも家賃は二万円。親族が小屋を建てるスペースは無いので安心です

初めは冷蔵庫やテレビ、洗濯機など購入にお金が掛かりますが、前のフィリピン女性と居た時や日本の様に家計は女性に任せた方が良いと思ってその新しい女性に10万円を「これで一ヶ月生活するように」と渡したそうです

フィリピンの田舎に生まれ育った一般的に貧しく善良な若い女性はお金を一ヶ月に割り振りして使った歴史がありません

働きに出ても日給か週休で月給などありません。

第一入って来る金額が生活に足りない位だから、殆どの場合入ってきても右から左で自分の所にお金が留まっていた経験もありません

そこに10万円が入ってきたわけですから・・・「早く使わないと消えてしまう」と思ったかのように、何でも買うし上げるし(多分借金の返済もある)で夜遅くまで掛けて一日で全くゼロにしてしまったそうです

世界中何処に行っても同様ですが、「善良」だから貧しいので、お金持ちは「善良でない」だけなんですが、その極致なんです。

これも移住者から良く聞く話しですが、殆どのフィリピン女性は極めて善良で非常に気前がいいんです

お金がある時に「貸して」とか「頂戴」と頼まれると、貧しいほど善良ですから絶対に断る事が出来ません

今まで世話になっている人達にお返しをしておかなれば・・・とも思います。

そしてゼロになっても全く慌てず、あちこちから適当に食料を集めてきて暮らせるそうなんですが

一般的日本人にはそれは信じられない事で、翌日から一日毎に生活費を渡す事にしたそうです。

フィリピンでもお金を扱いなれている人達は、何か欲しい物があれば毎日の生活費のうちからいくらかづつ貯めて、それを買うと言う事が出来るんですが、決して頭が悪いのでなく、ただ底抜けに善良な人達はそれが出来ないのだそうです

そんな人を日本では馬鹿と言ったりしていますが・・・「善良」の間違いかも知れません。

とにかく一円でも残っていると気持ちが悪くて夜眠れないから使ってしまうそうです

結局、お金を渡すのは「小遣い」だけにして、食料の買出しから日用品、衣料品なども一緒に出かけて本人が払うようにしたそうです。

ここまでは失敗と言っても修正できる範囲なんですが・・・長くなるので続きは明日にします。

書き始めたけど、一人でこれだから・・・長くなりそうですね~・・・なんか役に立つのか心配ですが、読んでくれている人は増えているようだからとりあえず続けてみます

長野県は昼前から雨になりました

風も強く、寒いですが道の駅の端の方にバスを移動して、休養&天気待ちです。

午前に少し昼寝もしましたが、今後登る山の順序を組み立てたり、娯楽本を読んだり、インターネットをしたり、テレビを見たりで退屈することはありません

ただ天気が悪いとソーラーの働きが悪いのでエンジンをよく掛けて空気を汚しています

今日の写真は医王山で咲いていたササユリです。青海黒姫山でも見ましたが綺麗な花ですね

ついでですが・・新潟の青海黒姫山では沢山の「雪椿」が咲いていました

「花は越後の~花は越後の雪椿」って言う歌詞の演歌を思い出しながら登りました

写真をクリックすると大きく見えます。多分ユリの横に写っている葉は雪椿の葉です








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