朝から鳴門の船を動かす為に阿南を出発。
日曜日だから混雑もなくスムーズに到着しましたが時々雨がぱらついていました。
到着して一番にしたことはエンジンオイルの確認。
オイルの中に水が入ってたら大変ですから一番底からオイルを抜いて水が無いか見ましたが大丈夫でした。
次に運んで来た大きいバッテリーを二個運んで取り付け固定。
次にエンジンが掛からないように燃料カットのノズルを引いてセルモーターを回しました。
最初のうちはぎこちない動きでしたが何度もやってたらオイルが回って来たのが分かる位に滑らかな音になって来ました。
これなら大丈夫と思える音になったのでエンジンを掛けようとしましたが三回ほどはかかりそうながら掛からず。
でも四回目に掛かったら後は非常にスムーズに回って非常に良いエンジン音でした。
しかし久しぶりに掛けたエンジンですからゆっくり時間を掛けて少しづつ回転を上げるようにしました。
鶴亀号の山田氏か応援に来てくれたので、エンジンは掛けたままでスイッチ類の確認をしたり、もともとバッテリーが四個あったので四個なければ使えないものがあるのかと外した二個を接続したりしながらエンジンを馴染ませて、もう大丈夫だろうと思えたので試運転に出ました。
プロペラに問題があるし船底も簡単にしか掃除して無かったからスピードは10ノット余りしか出ませんでしたが黒煙も出ずエンジンは快調でした。
ただペラが悪いから振動があります。
一旦港に戻って生け簀に貯まっていた水をポンプで抜いて再度試運転すると12ノット走りました。
間違いなくドックして船底塗装をすれば15ノット以上は走ると確信しました。
それで買うと決定して最初に聞いていたお金を払おうとすると、、、
受け取ってくれません。
私達が何日も掛けて潜ってまで船底の掃除もし、バッテリーやオイルも運んでやっとここまでこじつけたのに、、、
ちゃんと走るようになったのを見て惜しくなったようです
もっと最初にちゃんと確約してたら良かったと思っても後の祭り。
明日最終的な話をしますが、気分もあるからやめるかもしれません。
その時は県南の手頃な大きさの船にします。
エンジンは絶対にこちらの船が良いですが、こちらの船は大き過ぎて今の体力でも持て余し気味ですから。