田舎育ち

僕が生まれた「勝浦郡勝浦町大字三渓字立川」と言う所は「秘境」と言える位の山奥です。

小学校まで山道を片道６キロ通わなければなりませんでした

学校が６キロ離れている人は時々居ますが・・・「店」までも６キロ離れています

近所に家は５軒あって・・・その人達の顔は全員知っていたし、話もしていましたが・・・

小学校へ行き始めるまで、その近所の人達以外で知っている人は親戚の人くらいのものでした。

そして・・・何より・・・小学校へ上がるまで「駄菓子さへ買った事がなかった」のです

そんな僕が成人して・・・一つだけ大変残念に思った事があります

それは・・・身近に「音楽」をする人が居なかったことです。

楽器が弾ける人は一生の間に音楽に助けられる事が沢山あると思うし、何より愉しいとおもうんです

実際には近くにそんな人が居ても僕の性格で楽器が弾けるようになったかどうかは解りません。

でも・・街に育った人は「選択」が出来たと思うと「田舎育ち」は損だと思ってしまいます。

そう言いながらも・・・十代の頃にギターを買って自分で練習を始めた事もありました

今もギターを持っていて、これは二台目のギターなんですが・・・センスが無いのと地道な努力が出来ない性格だから・・・全くモノになりませんでした

楽譜が読めないのだから・・・当然と言えば当然なんですが・・・

そんな事で楽器が出来る人を見ると尊敬してしまいます。

今日は音楽の事を書きましたが・・・これはホンの一つの事で「田舎育ち」には色々なコンプレックスがあります

もしかすると・・・僕は「コンプレックスの塊」かも知れません。

しかし・・・「それが幸いしている」ような気もします

簡単に人が尊敬出来てしまいます。

尊敬されると・・・殆どの人は尊敬してくれている人を敵にはしません。

どちらかと言うと・・多少馬鹿にしても、味方になってくれて、色々助けてくれます

それで・・今の僕があるのかも知れません

昨日はヨットクラブの忘年会＆クリスマスパーティでした

３０人余りの参加だったと思います。（酒があったので目が眩んでわからないけど）

そんなメンバーの中で楽器が出来る人が二人、演奏して愉しませてくれました

二次会は僕のバスの中で

１２時まで・・・連続でしたから・・・今晩はお酒が見たくありませんでした

今・・・美由紀が・・カラオケで歌う声が聞こえています

ずっとですが・・・深夜の二時ごろまで歌っているそうです