重たい車重のキャンピングカーを動かすのに二本のタイヤだけで無く4本のタイヤに均等に力をかけて動かすフルタイム4WD は乗っていても安心出来ます。
特に林道の上り坂などでは4WD にしていて良かったと思える良さを感じます。
そんなフルタイム4WD ですが大きな弱点もあるんです。
それはフルタイム4WD車は4本のタイヤが同じ大きさでないと車の駆動部が壊れてしまいます。
一般的な二駆の場合だと前輪と後輪のタイヤの大きさが違っても全然平気で何年走っても壊れません。
例えばカムロードと呼ばれる多くのキャンピングカーのベース車は新車時に付いているタイヤが195と呼ばれる1、25トン積みトラックにしか耐えられないタイヤです。
そのままでもタイヤが新しいうちで低速で走行する分にはそれ程バースト(パンク)の心配は無いです。
ところがキャンピンクカーは水を積み荷物を入れると三トン半にもなりますから殆どの人達はタイヤの強度をアップする為に215と言うサイズのタイヤに変えます。
私もその様に装着して4本は215に交換してるんですが・・・スペアタイヤは前のままの195です。
先日剣山スーパー林道沿線の山登り旅に行ってた時に感じたんですが・・・
特に私が今装着してるタイヤはスタッドレスタイヤでタイヤが柔らかい上に細かい溝が沢山あります。
林道を走ると小石が沢山溝に挟まるし、柔らかいから尖った石で傷が付きやすいです。
人里離れた剣山スーパー林道でもしパンクしたら・・・スペアタイヤに交換するのは自分でもできますが、スペアタイヤはタイヤの大きさが違うのでフルタイム4駆の場合均等に力が掛らなくなります。
林道ですから平地以上に力が必要なのに・・・一本が違う力で動くと・・・重くない車なら短時間なら違うタイヤで走っても壊れないと思いますが、キャンピングカーの場合でも5キロや10キロならそれ程心配もしませんが100キロもとなると・・・いつ壊れても不思議でないような具合になります。
スペアタイヤは少し小さめなので、少し大きい場合よりは条件は良いと想像しますが、いずれにしても説明書にも書かれていますが・・・違うサイズのタイヤは大故障(デフ故障)の原因になります。
先日の剣山スーパー林道旅の時にブログには書きませんでしたが、心配してました。
それで今月末から行くスーパー林道旅では、柔らかいスタッドレスタイヤで無く標準のラジアルタイヤでスペアタイヤも同じ物で行こうとおもってましたから・・・
今日鍛冶が峰に登った後、暑いのにキャンピングカーのタイヤを交換しました
装着してたスタッドレスタイヤを外すと・・・この様に無数の小石がタイヤに入っていました(林道を出てからかなりの距離を走ってるので、これでも随分取れてると思う)
標準のラジアルタイヤを車に装着してスタッドレスタイヤは冬まで袋に入れて保存します。
装着したタイヤを写すのを忘れましたが、もともと付いていて新車の時に外してた標準のタイヤです。(スペアタイヤの場所にこれしか入らない)
強度は不足ですが林道ではスピード出さないし、レガードは構造的にパンクしても横転する心配は無いのでスタッドレスタイヤよりは強いと思います。
これで少し安心して剣山スーパー林道の旅に出られるようになりました。
キャンピングカーは兎に角重い車なのでタイヤも大変と思います。
林道の尖った石を踏みながら進んでると・・・タイヤに生まれなくて良かったと思うほど、痛そうです。
頑張ってタイヤを交換し終わって・・・昼食に呼ばれて茶の間にきたら・・・
それまで何にも異常は無かったのに・・・突然に・・・
汗が止まらなくなって・・・下痢が酷くその上に吹き出す脂汗で血圧が下がってめまい。
タイヤ交換の途中、何度も水やスポーツドリンクを飲んでたんですが・・・これは完全な熱中症でしょう。
慌てて風呂場に行ってシャワー水で体を冷やしたり、脇の下に冷房の風を入れたりしながら一時間余り休んでたら何とか収まってきましたが、歳を考えて動かないと・・・
若い時の様な調子で過ごすと痛い目にあいます。
しかし余りにも突然で、熱中症になるのは家の敷地内が殆どだと今朝のテレビで言ってましたが、家の周りに居る時は油断してるからなんでしょう。
コロナで死ぬより先に熱中症で死にそうでしたから・・・皆さんも気をつけてくださいね。