Home Room ・シンプルな暮らしと家

温暖化を防ぐためにすること

都市において、局所的に異常気象現象が起こるようになって久しい。

最近読んだ新聞記事で、ある研究者の方の話があった。

***

超高層ビルが林立する地域では、そこに当たった風が上昇し、風下の地域で、異常な集中豪雨が起きるらしい

と書いてあった。

東京では、新宿のビル群によって、中野区や世田谷区などでそうゆう現象が起きている。大田区など、湾岸から山の手線周辺の開発されている地域の周辺地域も同じ。

風の方向により、中野区では集中的に雨が降っても、世田谷区では降らない、または逆、をなんども経験している。

この前は、荒川区でいまやっている現場で、ものすごい雨だったらしいのだけど、ここ中野区では、ほとんど降らなかった。

***

人間の欲望は、自らを追い込んでいる という証拠。

昨日の神戸で起きた、川が短時間で異常に増水して死者が出たことも、同じような状況なのかもしれない。川の護岸もあだとなった。。

***

都市部では、それなりの土地面積がある家が売りに出ると、その庭の木々を根こそぎなくし、更地にし、何区画かの土地になり、密集して家が建つ。

以前は、元の家の庭の木々が、そのごく周辺の気候の調整を担っていた。(と私は考える。。)

庭の木々による水蒸気の発散により、涼しさを感じたものだ。

そこに密集して家が建つと、木々はなく、あっても、おしるし程度。建物と車庫部分のコンクリートで、そばを通るだけで暑さを感じる。風も抜けない。。

***

異常気象、温暖化に対して、個人ができる事は、まず、家のまわりに木や植物を植える事だと思う。

新しく家を建てる場合は、、、できるだけ家の面積を小さくし、木々や植栽の部分を増やす考えが、、絶対に必要。

大きな土地を持ち、ゆったりした庭をとる事はもはや不可能。

でも、個々の家が、少しでも、緑豊な環境を作りだしていかなければ、、

この温暖化を ・・・

遅らせる事はできない。

防ぐ・・・・それはできないのかもしれない。。でも、遅らせる事はできる。遅らせる事ができるのなら、産業界含めて国が、世界が、、、その間に変わっていけるかもしれない。

ひとりひとりがやらなくては。。。

***

緑豊な街・・・・

それは、環境だけの話ではなく、住む人の気持ちも豊にする。。。

さらに、街の価値が高まる。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「雑記 [建築的?]」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事