昨年（2006）10月半ばにお問い合わせがあり、土地探し をお手伝いしていた方の話。。
昨年12月に、一度は決まりかけて、でも、ダメになり
「もしかしたら、このまま終ってしまうかも・・」
と思ったのでした。
その後も、私の方で不動産屋に頼んで継続して随分と探していたのですが、いいものに出会う事ができずにいました。
ところが・・・
年が開けて1月も後半、実は、その方とある土地を見に行っていました。
ご自分達が探された土地でした。
第2希望くらいの地域にあるその土地は、9坪ほど。
土地の値段はほぼ考えていたあたりでした。
その資料をもらったとき、土地の形もほぼ四角で、全面道路は狭いけれど3階も建てられる法規制の所で、「これはいいんじゃないか」と思いました。
その土地情報が出てすぐ、その方は予約を入れ、すぐに私も見に行きました。
そこまで
とんとんとん！
と事が進んでゆき、ローン査定のために、ラフプランと概算見積りを作り、土地購入へと進んでいきました。
とんとんとん・・とん！
その後は少し時間がかかるだろうと思い、私のほうは、次ぎの御連絡を待つことに。。
ところが、1ヶ月も経つのに、何も御連絡もありません。
「もしかしたら・・・止めちゃったのか？」
「そろそろ様子を聞いてみようかなぁ～」
と思っていたところ
「ほぼ手続きが終ります」
と御連絡が入ったのでした。
正直に「よかった～」と思いました。
だって、一番最初に見た土地も、次ぎに決まりそうになった土地も、私がひとこと言ってしまったせいかどうかはわからないけれど、決まらなかったのですから。。
＊＊
随分と土地情報を出してもらって、たくさん検討したのに、「土地が決まる」というのは、こんなもんなのですね。
何か心に響く「とん」が来て、「とんとんとん」と事が進んで。。。
最後は「・・・・・・・とん」と間が空いてしまったけれど、ともかく、うまい流れで土地が決まりました。
これで「土地探しからの家づくり」第1幕「土地探し」は終りです。
私にお問い合せをいただいてから 約５ヶ月
その方が自分で探しだされてから 約1年（？）
でした。。
＊＊＊
メールでいただいた「ほぼ手続きが終ります」の次ぎに
「これから土地の上に建つもののご相談したいのですが、
どのように進めればよいのでしょうか？」
と書かれてありました。
先週、その方のお宅におじゃましてお話しをしてきました。
それがまた、すごい！話しで・・・・
つづきは また。。
これから、第2幕「家づくり」が始ります！
＊＊＊
私が頼んだ不動産屋の担当者は、去年いっぱいで会社を止めてしまいました。もともと設計をやっていた人で、不動産屋であっても建築を理解してくれ、こちらの希望にも真剣に取り組んでくれたんです。そうゆう不動産屋を探していたので、出会えて「すごくうれしかった」のですが、、、残念です。でも、きっと彼も建築設計のものの考え方を捨て切れなかったのでしょう。彼はまた 設計の道 に戻りました。これを読むかどうかわからないけれど、本当に感謝してます。ありがとうござました。
＊＊＊＊「土地探しからの家づくり」 完
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