Home Room ・シンプルな暮らしと家

パーゴラのある風景

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PENTAX Optio H90

午前中、あるお宅の耐震診断に伺った。一通り内外部を確認して、屋根裏に入る。築34年の家。34年分のチリが積もる屋根裏。真夏でない事が救いだが、暑い。チリと熱気の籠る屋根裏は、ある種の魅力がある。屋根に穴があり、一筋の光が差し込んでいれば、その魅力は何倍にも倍増する。・・・・もちろん妄想。耐震診断をしているという状況では、そんな事はあっては欲しくないのだが。。(そのお宅も当然そんな事はない)

汗を垂らしながらのその作業も終わり、お茶をいただきながら軽くお話をし、そのお宅を出る。耐震診断としての今日の作業は終わる。

ほこりまみれ、汗まみれ ・・・ 昼を過ぎ、風と木陰を求め、コンビニでパンを買い、ある公園に行く。回りは通った事のある公園だが、中に入るのは初めて。小高い丘(?)の上にベンチとテーブルがあった。そこに腰かけ、爽やかな風を感じほっとする。

そこには木製のパーゴラが掛り、藤棚となっていた。

パーゴラ・・・ なつかしい。

高度成長期からバブルの頃まで、都市住宅および街作りの計画には必ず盛り込まれていたもの。それこそ「定番」というにふさわしいものだが、もうずっと、無粋な既成品の門やシャッターにとって代わられてしまった。

定番の手法ではあるけれど、、若い頃には、それがなんだか気恥ずかしかった。 絵に描いたような幸せな一場面。

でも、今 改めて そのパーゴラに緑がからみ陽の光がこぼれる状景を目にすると、、、あ~幸せだな~ と不覚にも心に浸みてしまった。

「絵に描いたような・・・」 ではなく 「不変な」幸せな空間 なのだろう。

こんな木漏れ日の中で、時間を忘れ、紅茶と読書ができたら・・・ 幸せだな~

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