No.4(ナンバーフォー:家想の家)のオープンハウスは無事終了しました。
お越いただいた皆様に、本当に感謝しております。ありがとうございました。
年末の、ほんとに末の忙しい時です。。無謀でした・・
ですが、これで、今年やるべき事は、全て終わりました。
No.4は、来年引っ越し。新年と共に、この家に「命」が入ります。
写真の木は、引き渡し当日に植えられた ヒメシャラ の株立ち。
すでに新芽が膨らみはじめ、来年の春に向けて準備しています。
作られたものではない 本物の「生」は、力強いです。
この「家」「家族」そして「木」は、これから長い時間をかけて成長していきます。私は、ときどき覗いて、それを確認していきたいと思います。どんなふうに育っていくのか・・・楽しみです!
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オープンハウスに、この家の構造設計をしてもらった 大内さん が来てくれました。
大内さんがノートに書いてくれた感想で、「キナリなデザイン」と評してくれました。
キナリ = 生成り : 生地のままで、飾り気のないこと。
服飾業界では、「染めたり、さらしたりしていない生地のこと」と言っています。
これ、結構 私が住宅にたいして考えいる事を表していると思います。
工事が終わってできあがった家は、それからの暮らしのための「生地」であればいいと思います。そこで、どこにモノを置き、何をつかい、どう暮らし、何を感じ、何を変えていくか、、それは住むひと達が色付けしていく事です。
できあがった家は、もともとそうあったかのようにできればいいと思います。以前の家や、それまでの暮らしと劇的に変わっていたとしても。。(たいがいの人は、出来上がった時には、前の状態なんか「覚えてない」「思いだせない」んですけどね。。)
住むひとが、それを特に気にする事なく、気持ちよく暮らしてもらえればいいのです。
毎日暮らす中で、知らず知らずのうちに五感を刺激できればいいと思います。
時間が経って、「あっ、こんなに気持ちいいんだ!」とか「こんな事が考えられていたのか!」って気づいてもらえるようなら、その家は 上出来 なんだと思います。そして、そうゆうものを創りたいと思います。
そんな事が 生成り という言葉と重なるように思います。
来年は 生成り で行きます!より洗練された 生成り を作れるよう精進します!
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さて、今年完成した
は、よい 生成りの家 になったでしょうか・・・?
答えは、、、数年後か?
住人のみなさん、感想 レポート 待ってますよ~ (笑)
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そして、、、
笑って、笑って、、、よい年を迎えましょう!
今年1年 出会った皆様に 感謝!
ありがとうごさいました!
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さぁ~て、、年賀状つくらなきゃ。。