♫ちっちゃな頃から悪ガキで
15で不良と呼ばれたよ
ナイフみたいにとがっては
触るものみな傷つけた
あーわかってくれとは言わないが
そんなに俺が悪いのか
ララバイ ララバイ おやすみよ
ギザギザハートの子守唄♫
チェッカーズの藤井フミヤさんもボチボチ還暦近いでしょう。
一大センセーショナルを起こした「今どきの若い者」の歌でした。
何か自虐的でとにかく可愛くて一躍有名になりました。
40年近く前のこと。
今では、鬼滅の刃が一躍有名になると、フワちゃんに、ののかちゃん。
ニュースでは「うっせえわ」の話題。
♫うっせえ
うっせえ
うっせえわ
あなたが思うより健康です
一切合切凡庸な
あなたじゃ分からないかもね♫
うっせえ!
という言葉。
学校で先生に注意されても、親に注意されても「うっせえわ」と平気で言える日本文化になりました。
公認されたようなものですから。
昔、「三年B組金八先生」という私の大嫌いな番組がありました。
あれからです。
先生への尊敬も畏怖の念もなくなってしまったのは。
担任の先生に「金八さんよ〜」なんて口をきく。それが生徒の側に立っている…という先生像。
あの風潮が嫌でした。
時短で店がやってないから路地で呑んだくれる。親の顔が見たいものです。多分、うっせえわと言われるから何も言えない親。あるいは無関心。
小池百合子「人を動かす100の言葉」という本が出ています。
勿論買いません。
私、動かされていませんから…
「はじめに言葉ありき」
聖書にある言葉です。
言葉はロゴス。
言葉のほかに論理、意味もあらわすそうです。
今日の刹那刹那に「言葉」に応じて物事が表現されます。
菅内閣にウンザリし、一都三県の首長に幻滅し、
うっせえわ…
という言葉が実は普遍的な言葉であるとすら思うのは私だけでしょうか?
うっせえわなんて日本語はありませんが、
しかし…
うるさい!
うるさい!
うるさいわ!
と歌ったら実に締まりがないですね。