天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

0泊3日小笠原諸島(父島)弾丸ツアー@国盗り編

2015年07月18日 | 旅・おでかけ



夏の陣の第一弾…ではなく、夏の陣が始まって最初の週末の三連休(7/18~20)に
国盗りゃーさん(←ケータイ国盗り合戦にどハマっている人達の総称)仲間の皆さんと一緒に小笠原諸島(父島)に行って来ました。
なんとなんと、移動時間:往復で51時間(片道25時間半)、父島滞在時間:2時間半、という超・超・超過酷ツアーです!!
今回はその旅レポです。画像クソ多い&文章ダラダラなので、お忙しい方や「おがさわら丸 or ケータイ国盗り合戦」に興味のない方はスルー推奨で。

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まず、小笠原諸島に行くには浜松町の「竹芝桟橋」から出港している「おがさわら丸」という船に乗って行きます。
小笠原諸島(父島)には飛行場がないので、船で行くしか方法がないんですね。
2011年に小笠原諸島が世界遺産に登録された事で近年ググッと人気が高まっているそーですが…何せ片道船で25時間半も掛かるんですよ。
この時間だけはどーにもこーにも短縮出来ない(今のところは)、だからとにかく小笠原諸島に行きたい人は我慢するっきゃないんです。

さて、私達も乗り込んで、いよいよ午前10時に出港します!





港でお仕事されている方達も黄色いスカーフを振ってお見送りしてくれます♪

今回私達は国盗り友達さんが集まりに集まって総勢15名という大所帯になりました。
んで、今回の旅のナビを買って下さったのは昨年末に「6000空制覇・完全達成」させて春の宴の際に表彰されたK氏。K氏本当にありがとう!
…という事はですね、K氏は昨年もこの船に乗って0泊3日で小笠原諸島まで空を盗りに行ってるという事ですよ。
よくもこんな過酷なツアーを2度も経験しようと思ってくれたものだと心の底から感心しますわ。^^;





港を出たおがさわら丸はベイブリッジを抜けて…





あ、フジテレビの本社ビルも見えるよ!
って言うか、ここの地名「お台場」ってのはフジテレビ本社の手前に写ってるこの緑がこんもりした島のようなモノの事を言うらしいです。知りませんでした。
『ココに砲台があって、江戸後期に敵(ペリー来航)からの襲来に備える為に作られたらしいけど、あんまり役に立たなかったみたいだよねw』

さて乗船した私達は、まず自分の寝場所の確保・確認をして荷物を置いたらひとまずA外部デッキに出ます。
A外部デッキから眺める東京湾の風景を楽しむ…為ではなく、まずは東京湾内で「対岸盗り」出来る空や国をGETする為。
基本的にデッキ内部に入ると電波が入らなくなってしまう為、今後船内で「国盗り」する場合は基本外部デッキに出る事になります。
…この外部デッキ、天候不順になると立ち入り禁止(外部に一切出れなくなる)そうなので、海がシケたら私達何の為に船に乗ってるのか半ば意味不明になるw





外海に出て来たよーです。(↑画像は船尾から撮った画像です)
海上でも電波を多少拾うので(離島が近付くとみんな外デッキに出て熱い『対岸盗り』合戦が始まります)基本的に竹芝桟橋を出港してしばらくは
みんな外デッキで国盗りボタンをポチポチやってるんですが、お目当てだった空をGETしたり次の離島の電波を拾う地域に近付くまでやる事がなくなった人は
順次内部デッキに戻って各々好きに過ごすようになります。





私も東京湾岸の空を盗れるだけ盗ったので、ひとまずCデッキにある食堂にお昼を食べに来ました。
…昼飯、と言うよりも明らかに「夜の居酒屋・ちょい飲みおつまみセット」ですありがとうございますwww

なんと言ってもね、船の中って基本やる事がないんですよ!
一応ムービー室みたいなのがあるらしいけど、常時ゆらゆらと揺れている船の中でマッタリDVD観るよーな余裕のある人なんてそうそういないだろう。
個人的に過去におが丸(←おがさわら丸の通称)に乗った人のBLOGとか旅行記とか当然乗る前に調べまくって読み漁ったんだけど
役に立ちそうで立たなさそうな…ぶっちゃけ「船酔い」のレベルって個人で全然違うし、それぞれ個々感じ方も違うからあんまり参考にならないんだよね。
自分的には過去利用した人のBLOGでおが丸の船内にカラオケルームがある、と書いてあったのでもうノリノリで歌いまくる気マンマンだったのに
数年前に潰されてしまったそうだ(号泣)





船内の様子なんぞもチラチラ画像撮ってます↑

さて、そんなこんなの私達「国盗りゃーチーム」ですが、まず東京湾を出港した後は伊豆大島だったり三宅島、八丈島の電波を捕獲するべく
しばらくは内部デッキと外部デッキを行ったり来たり忙しい船内生活になります。
そんな「国盗り活動」も、午後6時を過ぎる頃になると竹芝桟橋出港後から細々と続いて来た最後の電波「八丈島」の電波の圏外に突入する為に
これから小笠原諸島近海に来るまでの長い時間「フリータイム」に入ります。





ちょうど電波がなくなった頃が夕食タイムなのでまたしてもCデッキの食堂に食べに来ました。「唐揚げ定食」です。ビールのお供に最適です♪
おっと…ところで竹芝桟橋出港から既に9時間経過。この頃になるとそろそろ船酔いの激しいグループは第一のピークを迎えています。
それでもお昼ご飯は何とか食べに来ていた人も、夕飯のこの頃になるともう自分の寝床でグッタリと横たわって「ただの屍のようだ…」という、
正にドラクエのダンジョンさながらの光景がアチコチで繰り広げられていますw

この日、大型台風が通り過ぎた直後+次の台風が太平洋南海上で発生して日本に接近中という、何と言うか「この状況で揺れなかったらそれは異次元ワープ
したとしか思えない!」という海上レベルでしてねw(実際、自分達が乗った船の前の便と後の便は欠航が事前に決まってました)
まーとにかく結構な感じで終始揺れていたんですが…何故か私は船酔いしませんでしたね。
何故か、と言うか出港前から「船に酔う前に酒に酔え!」をスローガンに、とにかく乗船してからヒマさえあれば延々酒飲んでましたw
同じよーな事考えた奴らが何人か居て、一緒になってやいのやいの言いながら飲み倒してたんだけど、それでも船酔いしちゃう人もいたし、私と同様に
まーったく船酔いしないでただのヨッパライ(酒にね)になってヘロヘロしながらバカ話に花を咲かせる輩もいました。

とは言うものの、消灯後に当然寝た訳ですが…断続的に大波が来て「グラグラグラッ」と来るんですね、その度にやっぱり目が覚めました。
波に揉まれて目が覚めると寝返りを打ってしばらく波のゆらゆらを感じながら「これは揺りかごなんだー赤ちゃんは気持ちよく眠れるんだー」と自分に言い聞かせて
しばらく目を瞑ってジッとしているといつの間にか寝入っていて、そしてまたグラグラで目が覚めて寝返りを打って…を延々繰り返していました。





翌朝、朝6時にデッキ内の電気が付きます。正直あんまり眠れていないのですが決して船酔いしている状態ではなかったです。
でも流石に朝からガッツリご飯モノを食べる気力はなくて…まあそれでもビールは飲みますがw
とにかく自分は「(酒に)酩酊状態から脱すると今度は船酔いが来るに違いない!」という恐怖に駆られて酒を飲んでいたのかもしれないです。今になって思い返すと^^;

さて、朝食後しばらくすると…いよいよ私達が待ち焦がれた「小笠原諸島」の電波が船上でも入るようになります!
当然ですが船酔いしている人も酒酔いしている人も等しくこの電波を求めてわざわざこんな過酷なツアーに参加している訳で、いの一番に電波をキャッチしたい!という
野望でギラギラしながらみんなA外部デッキに向かいます。


 


ヒャッハー!小笠原の空、キターーー!! ←今回の旅で一番のハイライトです。国盗りゃー的にw

因みにこのアプリゲー「600の国と6000の空」というフレコミですが、実は「小笠原の国」だけはボーナススポット扱いで「601国目」になっているそーです。
でも国よりも後に作られた「6000の空」の方ではちゃっかり小笠原の空も6000空の中に組み込まれていて、だから…という訳でもないのか?いやだからなのか?
「東京の主(47都道府県それぞれで一番行くのが過酷であろうと思われる場所に【都道府県の主】という鷹が設定されている)」は小笠原の空に居ます。
まあ、どう考えても東京都内で一番行くのが大変な場所って…小笠原諸島ですもんね^^;





さあ、そうこうしている間に甲板の向こうにうっすらと小笠原諸島が見えて来ました!(テンション↑↑↑)

ところで船内では随時様々なイベントが行われていて、そのほとんどが「小笠原諸島滞在中のオススメ○○紹介」とか「小笠原諸島滞在中に見れる生き物レクチャー」とか
要するに「父島に2時間半しか滞在しなくてNO観光・NOエクスカーション」の自分達には何のメリットもないイベントばっかりだったんですが(コラコラ)
外デッキに随時「小笠原ネイチャーガイドさん」がいらっしゃるよーで、マイクでガイド案内をしながらお客さんの質問にも答えたりして色々サービスしてくれました。

この時、画像では分からないと思うけどとにかく海の色が綺麗でね…(天気が良ければもっとキレイだったんだろうけど。涙)
ガイドさんに「もうかなり父島に近いようですが、ここら辺りで水深ってどれくらいあるんですかね?」と伺ったトコロ
「そうですね、ここらはもうかなり浅くなっているので大体60~70という所でしょうかね^^」
「あーと、それは当然センチじゃなくてメートル、ですよね?え!てかココで水深60~70メートルもあるんすか!?(驚愕)」
「いやいやいや、もーちょっとアッチの方に行けば余裕で水深1000mありますよ♪」
「せ、せんめーとるぅ!?ひええええええ!」


…小笠原諸島、恐るべし!





画像では見難いと思いますが…父島に近付いていよいよ小笠原諸島の湾内に入って来るとまず目に飛び込んでくるのがこの「烏帽子岩」
この岩がまず観光客に「小笠原諸島にようこそー♪」というアピールをして来ます。





烏帽子岩を抜けるといよいよ父島港が臨めるトコロに来ます。
因みに画像左から等間隔で右に設置してある黄色のブイは豪華客船「飛鳥」が小笠原諸島に寄港した際に利用される為の物だそーです。
…そうか、おが丸じゃなくても金さえたんまりあれば全く揺れない豪華客船「飛鳥」でココまで来る事も可能だったんですね…(遠い目)

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さて、いよいよ父島港に寄港して下船してみると…いきなり港でドラム音楽の大歓迎です♪
…でも、日本的なおもてなし、というよりも「ポリネシアっぽいおもてなし」という印象でした^^;





島内をトボトボと歩いていきます。
↑こんな感じの緑が生い茂ってるのって雰囲気ありますよねぇ





おーっと!こ、これは…^^;
我が敬愛するハードロックカフェを丸パクですが(ヲイ)、こののどかな雰囲気の島内でのシャレだと思って見逃してあげましょうw


 


【丸丈】
  東京都小笠原村父島字東町
   TEL:04998-2-2030

我々の旅の最終目的地はココ。小笠原名物の「島寿司」が食べられるお店。
私達は大所帯だったので事前にK氏がお店に電話して団体用にお店2階の宴会場を確保してくれていました。K氏グッジョブです♪





部屋に入るとヒンヤリしている…エアコンガンガンに掛けていてくれました。嬉しいサービス!
何しろ父島、有り得ない位の湿気なんですよ。勿論気温も熱帯そのものレベルなんですが湿度がもうハンパない!(涙)
このお店、港からはせいぜい歩いて5~7分程度じゃないかと思うんですが、みんなお店に到着する頃には汗だくのバテバテ。^^;

さて、早速お料理頂きましょう!





まず刺し盛り。近海で獲れた新鮮プリプリなのを盛り合わせて。
奥の白くて平たいのがなんちゃらイカって言ってたな…何イカだったか忘れたんだけど、箸で取ってみると何とも言えない重量感。
味はトロトロですごく美味しいです。でもみんなで「このイカさー…多分めっちゃくちゃデカイよね?」って言い合ってました。





コチラが小笠原名物の「島寿司」
ネタが、白身のお魚(多分鰆かな?)をヅケにしてあって、それをわさびではなくてカラシを付けて握るんですよ。
すごく変わってますよね。でも何故かこの「ヅケ+カラシ」の組み合わせが絶妙に合う!
誰が思い付いたんだろー?でもコレって別に小笠原じゃなくても都内だって何処でだって作れそうな気がするんだけどね。どうして小笠原名物になったんだろ?





そして、もう一つの小笠原名物がコチラ↑ 「アオウミガメの刺身」
いやぁ~…私も結構あっちこっち行って色んなゲテネタ食って来たけど(ヲイコラ)、流石にウミガメを食べたのは初めてでしたわ。
何か、ウミガメって絶滅危惧種って言うか…イメージが「産卵の様子を見守ってみんなで保護して行きましょう」って感じじゃないですか?
まさか食べるという発想が今までなかったんですが。勿論コレって食べていい食材なんですよね?グリンピースとか来てヤイヤイ言われるんすかね?^^;

で、肝心のお味なんですが…コレがね、イケるんですわ!全然臭みとかありませんよ。トロトロで淡白なお味です。生姜醤油で食べるとよく合います♪





お魚出汁のお味噌汁…って、お魚が「出汁」っていうボリュームじゃないんですがw
ちょっと見た目アレな感じなんですが(アレって何だよw)実にいい出汁が出てましたねー。このお味噌汁は美味しかったなぁ~!





さて、涼しい楽しい宴会も終わり、後は簡単に土産物でも買ったら港に戻って撤収です。
何とも実にアッサリした「父島滞在記」な訳ですが…
↑画像はお店の脇に植わってた「謎の南国果実」


 


島内歩いているとね…あまり「日本感」が感じられないんですよね。ココ曲がりなりにも「東京都」なんですがw
なんて言うのか、「サイパン」とか「グアム」のちょっと田舎の方の土産物ストリート歩いてるよーな感覚です。
元々この島って確かハワイからの入植者が先住なんですよね。日本って後から来てのさばっちゃった(コラ)人達だし、多分今島に暮らしてる人って
ほとんどが他所から移住して来た人でしょ?そーゆーのもあって「ポリネシア風南国イメージ」の建物が多いんだろうと思います。





出迎えの時と同様に、今度は「お別れドラム隊」がやっぱりポリネシア風の音楽を演奏して旅情を掻き立ててくれています。





さて、乗って来た船にまたしても乗り込んで帰る事になります。

ところで今回、私達の乗って来た船の前の便が台風で欠航になってしまった為に、その前から滞在していた観光客はこの島に12日間足止めを食らっていた訳で。
(おが丸は6日に一往復の船なので、1回欠航すると滞在が12日間になるという…恐ろしや~)
あ、まあ移動で行き帰りで丸2日掛かるから実質の島内滞在は10日間という事ですか。
でも基本この島は多分クレジットカードも使えないようなお店がほとんどだろうから、予定外に滞在が延びると金銭的にも色々大変だったろうと思います。

そんな訳で、今回行きにおが丸に乗っていたのが200数十人(この船の次の便が既に欠航が決まっていた為、10日以上滞在する予定の人か日帰りの人しか乗船出来なかった)
そして帰りにおが丸に乗船した人数…800人超!どひー!もうてんこモリモリ!!

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小笠原名物(この島、やたら名物多いっすな)の「出港セレモニー」が始まりました。
乗船して荷物を置いたら速攻でA外部デッキに出て港サイドをキープ。このセレモニー見ないで父島から帰る訳には行きません!
島人の有志?グループが和太鼓を演奏しておが丸の出港を盛り上げてくれます。





キメポーズもバッチリ☆決まっています! 「ドヤァーーー!」





気付くと島中の人々が港に集まって来ています。
白い制服が目にまぶしい海自の皆さんも整列しています。どうやらどなたか海自の方が小笠原から帰着されるようで、お見送りのセレモニーをしていました。
船の荷積みや乗客の乗船等を行っている間は黄色の「立ち入り禁止ライン」より船に近付く事が出来ませんが…





いよいよ、おがさわら丸が出港しました。
船が離岸すると島の人達が一斉に桟橋ギリギリまで駆け寄って来て大きく手を振って「いってらっしゃーい!」と言ってくれます。
決して「さようなら」ではありません。ちょっとジーンと来ます。





セレモニーは港だけでは終わりません。
おが丸に合わせて船が何艘も続々と着いて来ます。
ココでも「いってらっしゃい」という旗を振ってくれていますね。





↑こんな感じで次々と船が並走して来ます。
島のダイビングショップや民宿、釣り舟屋さんの船でしょうか?島の人達がずっと私達に手を振って着いて来ます。





ある程度並走すると、船が速度を落として止まりました。





すると、船に乗っていた島人が次々と海に飛び込むパフォーマンス!
デッキ上で乗客はみんなヤンヤの喝采です。





海の中からもみんながおが丸に向けて手を振って「いってらっしゃーい!」と言ってくれています。
大体、10艘前後は着いて来てくれたでしょうか?結構外海に出るギリギリ位の所まで来てくれましたね。感激しました。





ところで、帰る頃にちょうどお天道様が顔を出してくれたので…海の色が有り得ない位青く輝いていました。
画像で撮ると本当に陳腐な色にしか見えないんだけど、この海の色だけは実際に目で見て貰うしかありませんね。
私だって八重山諸島やパラオ、モルディブ、アチコチ世界の美しい海は見に行ってますが、ココよりも美しい色の海は見た事がありません。
行くのは本当に本当に大変ですが、是非とも多くの人にこの海の色を見に行って貰いたい。





ああ、小笠原諸島が遠退いて行く…さようなら、父島。
せっかく「いってらっしゃい」と見送って貰ったけど…多分もう一生来る事ねーわ(コラコラw

ところで、船は出港してしまいましたが…帰りの船ではもう一つお楽しみがあります。





おが丸から臨む、外洋の夕焼け!
いやぁ~…海がシケてなくて本当に良かったわー!雲が晴れてくれて本当に良かったわー!!





空がより焼けてる風に撮りたかったのでズームさせてみたんですが…流石に船の揺れで手振れしてしまいます^^;






よく、夕焼け写真を撮りに来た観光客が、太陽が海に沈んでしまうと早々に撮影を止めて引き揚げてしまいますが、
実はより雲に色が反射して空が赤くなるのは太陽が完全に海に沈んだ後なんですよね。

ココで、「せっかくだから朝焼けの海も撮影しよう!」と話が盛り上がって「明日の日の出って何時頃起きれば撮れる?」って聞いていたんだけど
朝4時半頃だと言われました…ぐぅ…まあ、でも、昨日だって起きて寝返り打ってを繰り返してたんだから4時半なんて楽勝じゃね?





…と思っていたのに、翌朝目が覚めたら6時半過ぎてたというねwww
て言うか、行きは本当に揺れまくってたんだけど、台風過ぎて海が落ち着いたみたいで帰りはあんまり揺れなかったですよね。
前日の寝不足も手伝ったのか?ぶっちゃけ…朝まで一度も目を覚まさずにグッスリでした。^^;

あれ?そー言えば前の晩に食べた物を撮影し忘れてる…ま、いっかw

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と、いう訳で朝から元気モリモリ「朝ビール」でスタート。
本日の午後3時半に竹芝桟橋に戻ります。もうあと12時間ありませんから、せっかくなので船内を楽しみましょう!





Cデッキロビーにはこんな南国情緒タップリの立派なタイル壁画があったり。
コレは小笠原諸島で見られる花々なんでしょうか…どうせ行ったなら1週間位滞在しとけ!ってか?サーセンw





↑コチラも本当に乗船中に何度もお世話になった「Cデッキ売店」
ココで簡単な軽食やお菓子、それからブロックアイスも販売しています。
缶ビールや缶ハイボール・缶チューハイ等はBデッキの自販機で販売していますが、コチラにはボトルの焼酎が販売されていました。
何しろ我々飲む量がハンパなかったので、一々Bデッキまで酒買いに行くのが面倒臭くてね…コチラで焼酎ボトルとブロックアイス買って
お茶はCデッキの自販機で手に入るのでそれ買ってみんなで部屋でウーロンハイ作って飲み倒したというねw
あ、プラスチックカップもコチラの売店で販売してます♪


 


左画像がCデッキからBデッキに上がる階段、右画像がCデッキからDデッキに下りる階段

あ、そーいえば一度もDデッキに下りなかったな…何となくだけど、船って下に行けば行くほど船酔いする、と言われますよね?^^;
だからなのか?気分的に上に上に昇って行く事ばっかり考えていましたね。人間の深層心理なんでしょうか?不思議なモノです。


 


Cデッキロビーの階段脇に「今おが丸はココにいますよー♪」というモニターが設置されています。
で、画像右はCデッキの2等船室に向かう廊下。画像の最奥が我々が滞在していた「2等船室(雑魚寝部屋)」があります。
廊下が長いですが、この廊下にシャワー室、トイレ、洗面所、他にもキッズルームや貨物・ペット室、それから具合の悪くなった人用の部屋もありました。
本当は2等船室内も撮影したかったのですが…沢山の見ず知らずの方がくつろいでいらっしゃるので流石に撮影は憚られました^^;





Aデッキの外部デッキ(甲板)まで出て来ました。今日はお天気がいいですね!
外部デッキはグルリと一周回れるようになってます。それからココの更に上の屋上甲板にも出られます。
一度出てみましたが、屋上は屋根がなくて遮るものがないので肌が焼け焼けになっちゃいます><


 


Cデッキ以外にも、Aデッキにもう1つ小さなカフェコーナーがあります。
ここでも簡単な軽食や飲み物、それからかき氷等のデザート等も注文出来ます。





メニューを見てみると…お!?なんと「おが丸オリジナルカクテル」なるものがあるじゃーないですか!





早速両方注文してみました。左が「デルフィーノ」で右が「コペペ」
味は、コペペはクッソ甘い。デルフィーノの方がまだサッパリしてるかな。でもどちらもジュースっぽいな。
まー私元々あんまり甘いお酒やカクテル飲まないしね。ネタですよ、ネタw





さーて、おが丸最後のお食事はカレーで〆る!
味は…フツーの社食とかで出て来るよーなカレー。というか、おが丸内のレストラン、案外メニューが豊富で、しかも結構美味しいんですよ!
人気はこのカレーもそうだけど、ラーメンとか、後は「島豚ステーキ」ってのもあった。私は食べなかったけど食べた友達は美味しいって言ってたワ♪

そうそう、行きは乗船人数が少なかったからよかったけど、帰りは800人超のMAX乗船してる訳じゃない?
食堂ごった返してとんでもない事になるんじゃないか…ってみんなで心配してたんだけど、意外や意外、常にガラ空きでしたよ。^^;
結構ねー、カップラーメンとかで済ませちゃう人が多いみたいですね。それと島に滞在していた皆さんは想定外の長逗留になっているハズで(前便欠航してるし)
予算的にもレストランでバンバン食える状況じゃなかったのかもしれないですね。





と、言う訳でー、東京湾に戻って来ましたー。画像上部にチラリと見えるのは…東京湾アクアラインだったかな?

てか… 海、汚っ! コラコラ^^;


こんな感じでー、「0泊3日小笠原諸島(父島)弾丸ツアー」でしたー。
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11 コメント

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Unknown (ぷぅ)
2015-07-25 19:52:16
お疲れ様でした。
つくづく思いますよ、その体力がすごいってw

今夏、ねずみ様で運良く2度も水浴びさせて頂きましたが、
その後、疲れ切ってアルコール受け付けなかったですもん(苦笑)

楽しい時間の〆のアルコールがっ!!(涙)

歳を実感してるところに、姉の弾丸ツアー。
その体力気力が羨ましい限りですw

あ。
東京湾は汚いっすよw(をい)
今夏、限定で葛西臨海で海水浴が出来るようになってますが、
いくら数値上は問題ないとは言え、こんな汚い水に顔を浸けたくねーわって、ニュース見ながら思いましたもん(笑)
返信する
どもー♪ (管理人)
2015-07-25 23:11:43
>ぷぅ
んー、まあ船に乗ってしまえば自分は何も頑張らなくても勝手に父島に運んで貰えますからねぇ^^;
とは言え、やっぱり船酔いの激しいチームは相当過酷な様子でした。
食事も当然喉を通らないし、辛くても気持ちが悪くて眠れないらしく夜中船内をひたすら歩きまわったりしている人もいたようでした。

まー、私はまだかなり楽した方だと自分でも思う。でも下船してから船酔いというよりも電車酔いしたというオチ付き(あああああ

東京湾、やっぱ汚い!(ヲイ
てか、葛西臨海って…えー、見るからにクッソ汚いじゃないっすか^^;
流石にあそこで泳げって言われてもなぁ~。お金貰ってもムリかもー(コラコラ
返信する
Unknown (通りすがり)
2015-07-26 02:33:21
なんと、小笠原日帰り(?)・・・。もったいない・・・。
あそこは、日本じゃないです。亜熱帯リゾート。無いのかもしれませんが、次があれば、是非、数日滞在をオススメします。

>何せ片道船で25時間半も掛かるんですよ。
小笠原TSL問題ってご存じです?
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%8E%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%BC#.E5.B0.8F.E7.AC.A0.E5.8E.9FTSL

これに関する、ペンション等建設された個人の方が、人生を棒に振った例は、相当数らしいです。

>出港前から「船に酔う前に酒に酔え!」をスローガンに、とにかく乗船してからヒマさえあれば延々酒飲んでましたw

私も、離島赴任していた期間が4年ほどあるのですが、そのころ、事情で船に乗らなければならないとき、同様のことをやっていましたね(笑)。
大型船では、酔わない自信があるのですが、小舟は・・・。

しかし、小笠原のほぼ日帰りはもったいないですよ。
離島は、滞在時間が長いほど、すばらしさがわかるんです(逆に悪さも)。滞在して、「空気」を味わって欲しかったですね!
返信する
Unknown (はる)
2015-07-26 20:17:20
0泊・・・
なんとまぁ、厳しい旅だこと。
50近いオバちゃんがすることじゃねーよ(笑
それにしても飲んでばっかりだな。
アタクシはアータのブログを見ているだけでも、船酔いしそうじゃと言うのに。

島寿司美味しそう~~。
寿司、大丈夫だった?
返信する
レス~ (管理人)
2015-07-26 22:19:57
>通りすがり様
勿論本来の私だったら1週間~10日位掛けてガッツリ滞在して楽しみたいトコロなんですが…
今回は残念ながら某携帯アプリゲームの為だけに行ったので、というかもう単なる「ネタ」ですねw
でもたった2時間半でしたが滞在してみて分かった…1週間程度なら楽しめるけど多分滞在が10日超えたら自分にはキツいなココは(ヲイ

そして、高速船ネタは小笠原行きが決まってから知りました。
当然ですが「もーちょっと移動時間何とかならんのかよ」と思って色々調べましてね、その中でこのネタも引っ掛かって来た訳で。
聞く所によると今小笠原諸島に定住されている方のほとんどは観光産業目的で近年入植された方だとか。
きっとこの夢の高速船の話が出た時に人生掛けて仕事辞めて移住された方もいらっしゃったんだろうなぁ~と(お気の毒に…

それにしても通りすがり様、離島赴任経験があるとは!凄いっすねぇ~!!
いやぁ~あの移動時間の苦労がなければ私もまた行きたいとは思うんですが…多分もう一生小笠原諸島は行かないなぁ^^;
でもね、「東洋のガラパゴス」と言われるのは何となく納得出来ますよ。少なくとも海の色は今まで見た事のない素晴らしいものでした!


>はるちゃん
もうココまで過酷なレベルの遠征旅行は今後もないだろうと思う。てかココが多分日本で一番行くのが困難な場所かとw
ところで、驚く事に2等船室(雑魚寝部屋)には見た目少なく見積もっても80歳はゆうに超えていらっしゃるよーな
腰が曲がって全身プルプルしてるよーなお婆ちゃんまで乗ってましたぜ。常にお爺さん(年齢は似たり寄ったり)が手を引いて廊下歩いてましたわ。

島寿司は…ネタだけ頂きましたw(シャリは大食らいの友達に丸投げ)
ネタだけでもかなりイケましたわ。ヅケとカラシって合うよ!マジで試してみて!!

返信する
なぜカラシ? (Morikon)
2015-07-28 00:39:53
ワサビが入手しづらいから
似たようなもんということで
カラシで代用したのが始まりらしいよ♪

20年以上前に新婚旅行で
一週間滞在したけど、正直
退屈したこともあった(苦笑)
ちょうど天皇・皇后両陛下が
硫黄島慰霊のついでに訪問されてて、
その追っかけ(笑)したり、
母島にも二泊したから良かったけど。
沖縄の離島と違って、
散策しても楽しくない(エリアが狭い)
のが致命的かもね・・・。
返信する
ども~ (管理人)
2015-07-28 07:45:49
>Morikon師匠
そーだよね。師匠新婚旅行小笠原だったよね。
今も当時も新婚旅行先をココにするって、かーなーりーレアなケースだと思うけど。
よっぽどダイビングにどハマってる人だとか「コアな離島マニア」とかじゃないと行かないよねw

そーかー。天皇・皇后両陛下もココいらっしゃってるんだ…凄いよなぁ。ココ行くの本当に大変だったと思うわー^^;

この島って昔も今も変わらないのかな?
その後入植者も増えて港周辺はきっと師匠が行った頃よりも多少観光地化されてるんじゃないかと思うけど。
返信する
Unknown (三谷眞紀)
2015-07-28 09:58:28
ほんとうにすごい体力だね。
尊敬するほんと、同い年として。
小笠原には行きました。高校の修学旅行で。
私は盛大にゲロ吐いてたなあ。
返信する
おー!すげー!! (管理人)
2015-07-28 12:14:42
>眞紀さん
高校の修学旅行が小笠原諸島だったの!?
すげー!それすっごくない!?
え?関東の高校だったらそーゆーのって普通なの?私感動しちゃったんだけどーーー!

アレだ、修学旅行で吐いたのはまだ酒が飲めなかったからだよw
今だったらきっと大丈夫!さあ、もう一度リベンジで家族旅行に小笠原行ってみようぜぇ~♪^^
返信する
そもそもの目的は (Morikon)
2015-07-28 23:35:57
ホエールウォッチングだったのよ、
ザトウクジラの。
でも波が高くて毎日ツアーの船欠航。
いよいよ昼に竹芝行き船が出る
という日の午前、かなり強引に
ツアーやってくれた(笑)

両陛下や都知事などの
偉い方々は、さすがに
おがさわら丸じゃ来ないよ。
海自の飛行艇(プロペラ機)で
片道2時間くらいかと♪

先代の「おが丸」は29時間半
かかったのよ、しかも我々が乗った
船は港付近のサンゴ礁に接触して、
着岸が一時間遅れた(苦笑)

移住希望者が多いから、
賃貸物件の家賃も高いって
ニュースで見たよ。
ダイビングや釣り好きには
楽園なんだろうけど、
俺は沖縄の離島のほうが良いな~。
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