「女神の見えざる手」
銃規制法案可決の為に動く敏腕ロビイストの丁々発止を見せる社会派サスペンス。
脚本を書いたジョナサン・ペレラは元弁護士で、不正行為で逮捕された共和党系ロビイスト、ジャック・エイブラモフのインタビューを見たことで着想を得て、
初めて執筆したのが本作のシナリオなんだそーです(映画.comから一部抜粋)
監督は「恋におちたシェイクスピア」等のメガホンを取ったジョン・マッデン氏。
主人公の敏腕女性ロビイスト「スローン」を演じたのはジェシカ・チャステイン、他にもマーク・ストロング、ジョン・リスゴー等、実力派が顔を揃えて共演。
あらすじ…
特定の団体・企業等への利益を計る為に政治家に働きかけて立法活動に影響を与えたり、時にマスコミや世論を動かし操作する「ロビイスト」
ワシントンD.Cでその名を知らない人はいないと恐れられる敏腕女性ロビイストの「スローン(ジェシカ・チャステイン)」は、ある政治家から銃規制の強化法案を潰し
女性に銃所持の理解を深め女性支持層を増やしたいという依頼をされるがそれをけんもほろろに断った事で所属していた超大手ロビー会社を仲間数人を引き連れて辞め
銃規制強化を訴える活動に力を入れる弱小ロビー会社に移籍して来た。潤沢な資金力を武器に様々な圧力を掛けて来る古巣の大手ロビー会社からあの手この手で
マスコミを操作し世論と議員に訴えかけて銃規制法案の可決までに票を集めるスローンだったが、敵はマスコミの目線を銃規制法からそむける為にスローンの
ロビー活動の不正を暴いて晒す事に軸足を置いて攻撃を仕掛けてきたのだった。
そもそも「ロビイスト」という職業が日本にあるのか?聞いた事がないんだけど…日本でも政治の裏で暗躍しているのでしょうか?
もし暗躍しているなら小池都知事はあんなアホな失言で希望の党を壊滅に追いやる事もなかっただろうに…ってコラコラ^^;
いきなり脱線しましたが、日本では馴染みがないけどアメリカでは当たり前に暗躍しまくっている「ロビイスト」達の活動を見せるサスペンス。
主人公のスローンはスーパーバリキャリっていうヤツで、独身で物凄いキレ者で超緻密に一手先どころか三手、四手先を常に見据えて動いている。
自分の側近や一緒に活動しているチームメンバーのみならず自分を引き抜いてくれたロビー会社の社長にすら手の内を明らかにしないという徹底した秘密主義で
時に(つーか常にw)違法行為スレスレの事もこなす上にガッツリ違法行為の盗撮・盗聴等もお手の物でその手の汚れ仕事の「裏チーム」も抱えているという敏腕振り。
また本人は深刻な睡眠障害を抱えている状態で、しかも眠りたくない彼女は常に向精神薬が手放せない状態。たまの息抜きは男娼を買う事という…
日本にこんな女がいたら怖いわ怖過ぎるわーーー!って言うか、いかにも「アメリカのすげぇ~オンナ」というシンボルアイコンのようなキャラw
で、映画は冒頭銃規制とは無関係なインドネシアの「パーム油」を巡る法案に関する事案でのロビー活動不正行為についての聴聞会に呼ばれて証言させられている
シーンから始まり、そこから「どうして冒頭の聴聞会に至ったのか」を遡って過去から見せて行く、という構成になっています。
だから正直…最初の方、何がどーなってんだかちょっと分からなくて混乱^^;
後、内容の性質上物凄く難しい言葉がバンバン出て来てしかもセリフ多い話早いで字幕読んで着いて行くのがやっとって感じ。
内容を咀嚼する暇なくどんどん話が進んでいくので英語ネイティブじゃないとちとキツいかも。
…とは言うものの、物凄いスピード感で話が進んでいく内に段々展開が飲み込めて来て、その頃になるとこの疾走感がたまんない!って感じw
真っ赤な口紅、真っ黒なネイル、身体のラインがバッチリ分かるタイトフィットなダークカラーのワンピースを着こなして11㎝ピンヒールで颯爽と歩くスローンを
ジェシカ・チャステインが実に上手く演じ切っていましたね。彼女はこの役でゴールデングローブ賞のドラマ部門主演女優賞にノミネートされたそうですが
さもありなんの圧巻の演技だったと思います。
追いつめられて追いつめられて最後の最後…クライマックス「そう来たか!」という、観ているコチラ側としては正に「快哉を叫ぶ」といった感じの痛快なオチ。
ネタも「銃規制」という、これは本当にたまたまなんでしょうが先日ラスベガスで起きたおぞましい銃乱射事件があったばかりというタイミングでの日本公開で
正に「旬な時事ネタ」を扱った作品で、コレ今観ないでいつ観るよ?って感じですよw
惜しむらくは…この邦題ですよ(溜息)
何すかこのセンスのかけらもない邦題は!因みに本作の原題はシンプルに「MISS SLOANE」と主人公の名前になっているんですが
せめてこの「女神の見えざる手」というのは副題にして、あくまでもタイトルは「ミス・スローン ~女神の見えざる手」にした方がまだマシだったんじゃ…
余りにもインパクトがなさ過ぎる邦題で全然人目を惹かないぢゃーないですか!
せっかくいい作品なのに邦題が残念過ぎて何もかも台無しだわよーう!!(涙)
銃規制法案可決の為に動く敏腕ロビイストの丁々発止を見せる社会派サスペンス。
脚本を書いたジョナサン・ペレラは元弁護士で、不正行為で逮捕された共和党系ロビイスト、ジャック・エイブラモフのインタビューを見たことで着想を得て、
初めて執筆したのが本作のシナリオなんだそーです(映画.comから一部抜粋)
監督は「恋におちたシェイクスピア」等のメガホンを取ったジョン・マッデン氏。
主人公の敏腕女性ロビイスト「スローン」を演じたのはジェシカ・チャステイン、他にもマーク・ストロング、ジョン・リスゴー等、実力派が顔を揃えて共演。
あらすじ…
特定の団体・企業等への利益を計る為に政治家に働きかけて立法活動に影響を与えたり、時にマスコミや世論を動かし操作する「ロビイスト」
ワシントンD.Cでその名を知らない人はいないと恐れられる敏腕女性ロビイストの「スローン(ジェシカ・チャステイン)」は、ある政治家から銃規制の強化法案を潰し
女性に銃所持の理解を深め女性支持層を増やしたいという依頼をされるがそれをけんもほろろに断った事で所属していた超大手ロビー会社を仲間数人を引き連れて辞め
銃規制強化を訴える活動に力を入れる弱小ロビー会社に移籍して来た。潤沢な資金力を武器に様々な圧力を掛けて来る古巣の大手ロビー会社からあの手この手で
マスコミを操作し世論と議員に訴えかけて銃規制法案の可決までに票を集めるスローンだったが、敵はマスコミの目線を銃規制法からそむける為にスローンの
ロビー活動の不正を暴いて晒す事に軸足を置いて攻撃を仕掛けてきたのだった。
そもそも「ロビイスト」という職業が日本にあるのか?聞いた事がないんだけど…日本でも政治の裏で暗躍しているのでしょうか?
もし暗躍しているなら小池都知事はあんなアホな失言で希望の党を壊滅に追いやる事もなかっただろうに…ってコラコラ^^;
いきなり脱線しましたが、日本では馴染みがないけどアメリカでは当たり前に暗躍しまくっている「ロビイスト」達の活動を見せるサスペンス。
主人公のスローンはスーパーバリキャリっていうヤツで、独身で物凄いキレ者で超緻密に一手先どころか三手、四手先を常に見据えて動いている。
自分の側近や一緒に活動しているチームメンバーのみならず自分を引き抜いてくれたロビー会社の社長にすら手の内を明らかにしないという徹底した秘密主義で
時に(つーか常にw)違法行為スレスレの事もこなす上にガッツリ違法行為の盗撮・盗聴等もお手の物でその手の汚れ仕事の「裏チーム」も抱えているという敏腕振り。
また本人は深刻な睡眠障害を抱えている状態で、しかも眠りたくない彼女は常に向精神薬が手放せない状態。たまの息抜きは男娼を買う事という…
日本にこんな女がいたら怖いわ怖過ぎるわーーー!って言うか、いかにも「アメリカのすげぇ~オンナ」というシンボルアイコンのようなキャラw
で、映画は冒頭銃規制とは無関係なインドネシアの「パーム油」を巡る法案に関する事案でのロビー活動不正行為についての聴聞会に呼ばれて証言させられている
シーンから始まり、そこから「どうして冒頭の聴聞会に至ったのか」を遡って過去から見せて行く、という構成になっています。
だから正直…最初の方、何がどーなってんだかちょっと分からなくて混乱^^;
後、内容の性質上物凄く難しい言葉がバンバン出て来てしかもセリフ多い話早いで字幕読んで着いて行くのがやっとって感じ。
内容を咀嚼する暇なくどんどん話が進んでいくので英語ネイティブじゃないとちとキツいかも。
…とは言うものの、物凄いスピード感で話が進んでいく内に段々展開が飲み込めて来て、その頃になるとこの疾走感がたまんない!って感じw
真っ赤な口紅、真っ黒なネイル、身体のラインがバッチリ分かるタイトフィットなダークカラーのワンピースを着こなして11㎝ピンヒールで颯爽と歩くスローンを
ジェシカ・チャステインが実に上手く演じ切っていましたね。彼女はこの役でゴールデングローブ賞のドラマ部門主演女優賞にノミネートされたそうですが
さもありなんの圧巻の演技だったと思います。
追いつめられて追いつめられて最後の最後…クライマックス「そう来たか!」という、観ているコチラ側としては正に「快哉を叫ぶ」といった感じの痛快なオチ。
ネタも「銃規制」という、これは本当にたまたまなんでしょうが先日ラスベガスで起きたおぞましい銃乱射事件があったばかりというタイミングでの日本公開で
正に「旬な時事ネタ」を扱った作品で、コレ今観ないでいつ観るよ?って感じですよw
惜しむらくは…この邦題ですよ(溜息)
何すかこのセンスのかけらもない邦題は!因みに本作の原題はシンプルに「MISS SLOANE」と主人公の名前になっているんですが
せめてこの「女神の見えざる手」というのは副題にして、あくまでもタイトルは「ミス・スローン ~女神の見えざる手」にした方がまだマシだったんじゃ…
余りにもインパクトがなさ過ぎる邦題で全然人目を惹かないぢゃーないですか!
せっかくいい作品なのに邦題が残念過ぎて何もかも台無しだわよーう!!(涙)
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