昨夜、日テレ系【ZERO】という番組で「動物愛護センター」の特集をやっておりました。
ご覧になった方、いらっしゃいますか?
正直、胸が締め付けられ苦しくて辛かったのですが、そこをこらえて悲しい現状を号泣しつつ見ていました。
(現状を見なくちゃいけないと思ったので。)
ありがたいことに、最近やっとこの手の特集が増えてきたように思います。
番組を見て里親になってくれる人が1人でも増えればいいと思います。
しかしながら、これを見た大半の人は「ひどい人がいるもんだ・・・かわいそうに・・・」で終わるのではないでしょうか。
自分の家族を持ち込む事に関して、何の感情も持たない飼い主。
ペットショップで売れ残った子を持ち込むショップ。
愛護センターの職員さんの言葉。
みんな深く考えていないのですね。
処分してくれる施設が有って、書類一つでやって貰えるという気軽さが有るのではないでしょうか。
罪悪感が有るという人も中にはいると思いますが、自分で殺すのではなく、他人がやってくれるわけですから。
自分は痛いところを見なくて済むわけですから。
抑留されている姿や、死んでいく姿を見ない・・。 ようは、蚊帳の外の出来事なんですよ。
でも、そもそも根本的な解決法は「処分数を減らす」より、飼える環境がないのに子犬や子猫を生ませることを減らすことですよね。
また、ペットショップは基本的に反対ですが、どうしても売るのならばお客さんにはきちんと「生涯面倒をみる」という初歩的な事から教えて欲しいと思います。
基本がわかっていない人が飼うことによって問題が膨れているのですから。
現状では、ペットショップにて売れ残った犬猫だけかと言われると、そうではなく「飼えなくなったから処分してくれ」と持ち込む飼い主と、迷った犬の捕獲が全体の多数に及んでいるそうです。
保健所関係者の話によると、捕獲された犬というのも、俗に野良犬と言われるものは少なく、“首輪をした犬”が殆どだとか。
つまり、元は飼い犬だということです。
散歩の途中ではぐれたのか、飼い主が山や林に捨ててきたものか・・・。
前出の関係者の話によると、9割が捨てられた犬だということだそうですが ――
つまりは殺処分の7~8割が、元は飼われていたという事になります。
猫は捕獲する法的根拠が無い為、行政が捕獲することは原則的にありません。
ということは、猫は飼い主が持ち込むことにより処分されているのです。
ペットブームの裏側で、膨大な数に昇る殺処分数。
病気よりも交通事故よりも、老衰よりも何よりも一番多いペットの死因は、このような処分場での殺処分となっているそうです。
是非、現状を知ってください。
シリーズ4まであります。
アニマルコミュニケーションを勉強してわかったのは・・・。
多くの動物さんは「どんな状況におかれても」飼い主さんを愛しているということ。
もちろん、このようなセンターに連れてこられるという意味もちゃんとわかっているんです。だから、あんな哀しい目になるのです。
センターに自分の家族を連れていく人に言いたいです。
もし、この子が人間の言葉を話せたとして「どうして僕はここに連れてこられたの?」と聞かれたら、なんて答えますか?
ワンちゃんからの手紙
獣医師に処分を委託
こんな心が温まるニュースもあります
以前、捨て犬だった子を会社の常務宅で飼っている
事をコメントさせて頂いたの覚えてますか?
実は今年の6月に、月に2回、トリミングをお願い
していた専門学校(学生さんがしてくれてました)
で、トリミング中に具合が悪くなり、数時間後に
亡くなってしまったのです。。。
原因はどうやら、ドライヤーを顔に当てていて、
熱中症になり、肺に水がたまった事らしいのですが。。。朝まで元気だったのに、あまりに突然の別れに、もう頭がガンガンするほど、常務も私も号泣してしまいました
今は同じシーズーの同色のワンちゃんがやってきて、
また楽しい日々を過ごしているんですよ~
はいはい~、こんばんは。
覚えていますよ。ちゃんを飼う事になったという温かいお話・・・。
そんな事故があったのですか
かける言葉も見つかりません
とても哀しい事故だけど、そのトリマーさんも一生この事を背負っていくんですね
どちらを考えても胸が痛くなります
お悔やみ申し上げます
どうか新しい子をその子の分まで可愛がってあげてくださいね~
もちろん可愛がられていると思いますけど