宮城県石巻市の雄勝地区で、5月28日に「雄勝復興市」が開催されました。
本所中学校科学部では、地域の方の協力でワークショップを開きました。
部員は行かれませんでしたが、準備をして顧問が行いました。
内容は葉脈標本づくりです。
ヒイラギモクセイの葉を水酸化ナトリウム水溶液で処理し、現地へ持っていきました。
急に参加が決まったので、準備には3日しかかけられませんでした。
はじめはキンモクセイやツバキの葉で行ったのですが、
この時期は新芽の表脈がまだやわらくうまくいきませんでした。
前日の18:30までかかって、なんとか準備をすることができました。
ワークショップでは、ハブラシで葉肉をたたいて落とし、 水分をとってしおりにしました。
現地の小さい子や小学生、大人の方にも体験してもらいました。
ありがとうございました。
会場の周辺にはまだまだ壊れてしまった家などがたくさんありました。
そんな中で復興市はたいへん盛況でした。
さまざまなイベントも行われました。
中でも「雄勝法印神楽」は多くの人の心を打つものでした。
被災された方々にお見舞い申し上げると共に、一日も早い復興をお祈り申し上げます。
今回、このような機会をくださった地域の方々に御礼申し上げます。