ヘキサーRF M-ヘキサノン50mmF2
早いもので2019年もあと僅かとなりました。
そこで今回登場願うのはヘキサーRFとM-ヘキサノン50mmF2です。
ヘキサーRFの発売は1999年12月なんですね。
ふたむかし前でございます。はや20年も経ったのですね。
ヘキサーRF用のレンズは以前に28mmF2.8を「コニカレンズでワンダフル」
のところで紹介しておりますがやはりここは発売20周年を記念いたしまして
50mmF2に登場していただくことにしました(^^)。
ヘキサーRF M-ヘキサノン50mmF2 1/60 F4 ベルビア50
ヘキサーRFはウリのひとつとして28mmのファインダーを標準装備というのがありました。
レンジファインダーカメラですから相対的に50mmのファインダーマスクは
視野の半分くらいの面積になってしまいます。ぱっと見ずいぶんと小さくてピント大丈夫?
と不安になるほどですが、二重像部分のキレも良いのでまったく問題ありません。
三田のはじかみ公園に保存されておりますデゴイチのプレートです。
昭和11年製ですから86年も前なんですね。
鉄の黒一色ですが質感が良くでております。
ヘキサーRF M-ヘキサノン50mmF2 1/125 F5.6 ベルビア50
例によって神戸港に入港しております客船です。
「THE World」43,188トンです。
客船でありながら、キャビンは分譲マンションのように購入するそうです。
オーナーになるには最低でも資産10億円以上が必要とか(^^;)。
航路と寄港先はオーナーの「自治会」が決めるそうです。
庶民としては常識が違いすぎてどんな世界か想像もできません。
ヘキサーRF M-ヘキサノン50mmF2 1/125 F5.6 ベルビア50
淡路島のハイウェイオアシスより神戸側を望みます。
手前の「わたる君」はセルフタイマー撮影用のカメラ置き台です。
50mmの画角がぴったりです。
今の人達はスマホで撮影しますから、橋はすっとんで小さくなって
しまいますね(^^)。
あ、デジタルズームで大きくすればよいですか。
ヘキサーRF M-ヘキサノン50mmF2 開放 AE ベルビア50
海峡展望台から神戸の街を夜景撮影です。
前述の海王丸の記事の橋脚のアップは300mmあたりで撮影しました。
50mmではだいたいこんな感じです。
淡路島と違って神戸の街の明るいこと!
ヘキサーRF M-ヘキサノン50mmF2 開放 AE ベルビア50
このレンズの最短撮影距離は70cmです。
レンジファインダーですので日の丸構図になるのは
仕方ないですね(^^)ゞ。
開放F2での撮影ですが見事なボケ味です。
条件的に一番キツいシチュエーションですが
無理をしてでも使いたくなりますね!
ヘキサーRF M-ヘキサノン50mmF2 1/125 F5.6 ベルビア50
最近石垣の前の木を剪定してすっかりきれいになった明石城です。
戦国ネタがないのであまり人気がありませんが、のぼりの言葉どおり
広くて気持ちが良いのでオススメですよ。
ヘキサーRF M-ヘキサノン50mmF2 開放 AE ベルビア50
最近なにかと話題にことかかないヴィッセル神戸です。
50mmレンズですとこんな感じでしか撮影できませんが(^^;)。
無限大での撮影ですが、手前のサポーターのボケ具合もなかなかですね。
前ボケも後ボケもすんばらしいレンズでありますです。
ヘキサーRF M-ヘキサノン50mmF2 1/125 F5.6 ベルビア50
またまたおふねですいません。
「CELEBRITY MILLENNIUM」91,000トンです。
この手のフネのお客さんというのは、リタイヤした熟年ご夫婦が多いですよね。
神戸におりますと実にちょくちょくそんな方が急に街に湧いたりします。
さてはさては・・と港に行ってみますと客船が入港しているというわけです(^^)。
ヘキサーRF M-ヘキサノン50mmF2 1/125 F5.6 ベルビア50
このM-ヘキサノン50mmF2は逆光に強いことでも有名なレンズです。
船主のホワイト部分のコントラストもばっちりで国産50mmでも白眉の
性能ではないでしょうか。
ファインダーのメインが28mm仕様なので、50mmの使いごこちはどかな?
と思っていたのですが、予想以上に快適でした。
出来上がりのポジを見て、高性能ぶりにエモさが増幅した感じです。(^^)。
久しぶりに「良く写るレンズ」ではなく「写りの良いレンズ」で遊べた気がいたします。