小説書きたい

今読んでいる、読んだ小説を日記と一緒に、感想・漢字・言葉の意味などをまとめたブログです!3日以内には更新!

読書戦記 『殺戮にいたる病』

2021-10-22 23:18:00 | 日記
色んな意味でとんでもない作品を読んでしまいました…

どうも、アラサー読書兵です!

タイトルからもわかると思いますが、今回の作品は誰にでも勧められる部類のものではありません、前回が丁度女性向けだとするなら、今回の作品は男性のさらにその中でもグロいのが大丈夫な方でないときついかもしれません…

ただ、一作品として評価するならこの作品は凄まじく濃密で面白かったと言わせていただきます!

では、その辺りも含めて、作品紹介・感想いきます!

作品紹介
『殺戮にいたる病』
我孫子武丸 著
です!

この作品の購入理由はまたまた『ほんタメ』YouTube、なんですがそれで紹介されてまして、あらすじを聞いてずっと覚えてて見つけたので迷わず購入しました。

感想が長くなりそうなので、早速感想に移ります。

まず、大前提としてこの小説のは読む人を選びます。

というのも内容的に陰惨で残酷な描写が多く、本来書かないような、描きにくいようなシーンをオブラートに包むことなく生々しく書いている描写は人によってはかなり不快感を覚えるのではないかなと思います。

物語の最初から明かされることなので、あらすじを説明すると5人を殺害した殺人鬼が逮捕されたところから始まり、『最初の犯行からそこに至るまで』の過程を犯人の視点とその他二人の視点を交えながら展開していく、というものになります!

純粋なサスペンスだと思っていると僕のように足下をすくわれますよ〜
とってもむごい作品ですが、面白いと言わざる終えません!
読了後に読み返して、内容と照らし合わせないとわけわかんなくなるかもですよ?笑

正直、非常内容的にグロイので非常に迷いますが2度読み必須かもしれません。

※女性・高校生未満・グロいのがダメな方にはあまりお勧めしません。

それでは、漢字・言葉パートに移ります!

漢字・言葉パート


・聳やかす(そびさかす)

1(その部分を)ことさら高く上がる。


肩を聳やかす(怒ったり、威張ったりする時などの表現)


・倒錯(とうさく)


  1. 1逆になる、または逆にすること。ひっくり返ること。ひっくり返すこと。
  2. 2本能や感情・徳性の異常により、社会・道徳にそむく行動をすること。


・行きずり(ゆきずり)

1 道を歩いてすれちがうこと。また、通りすがり。「―の人」。その程度の、かりそめ。


・鬼の霍乱(おにのさくらん)

1 ふだんきわめて健康な人が珍しく病気になることのたとえ。


・しゃかりき

1がむしゃらにことをするさま。


・形而下的(けいじかてき)

1 精神的なものでなく物質的、具象的な傾向であるさま。 形而下に属しているさま。


・冷や水を浴びせる

1 意味は「相手の意気込みをくじくような言動をする」こと。


・円筒(えんとう)


・閾値(いきち・しきいち)

1感覚や反応や興奮を起こさせるのに必要な、最小の強度や刺激などの(物理)量。


・脳下垂体(のうかすいたい)

1様々なホルモンの分泌器官。『ホルモンの司令塔』と呼ばれている。


かなり簡略化しています。


・寓意(ぐうい)

1 他の物事にかこつけ、ほのめかして表した意味。


・怒張(どちょう)

  1. 1血管などが、はちきれるようにふくれあがること。2肩などを、いからして張ること。


・慰問(いもん)

1 (不幸な人、苦労をしている人を)見舞ってなぐさめること。


・松の内

1正月の門松(かどまつ)のある間。


・心胆を寒からしめる(しんたんをさむからしめる)

1 心の奥底からぞっとさせる深い恐怖を抱かせる。


・深淵(しんえん)


・扇情的(せんじょうてき)

1 感情をあおりたてるさま。 情欲をそそるさま。


・聾する(ろうする)

1 大きな音をたてて、聞き取るべき音も聞こえなくする。


・お粥(おかゆ)


・屹立(きつりつ)

1山などが高くそびえたっていること。


・宵の口(よいのくち)

1日が暮れて間もないころ。

・まろびでる
1 転びながら逃げでる。 「転ぶ」(まろぶ)は「転ぶ」(ころぶ)の古い形。

・おみそれ
1 逢(あ)ってそれと気がつかなかった時や、だれであるか思いつかない時に使う言葉。相手のすぐれている点に気がつかなかった時にも使う。

一応調べてみました。

・煩悶(はんもん)
1 心をいためもだえること。悩み苦しむこと。


本日も学びの読書でした!
怖かったし、胸が痛くなるような話でしたが読んでよかった!

そろそろ漢字・言葉パート見直さないといっぱい被ってるかもしれない…

皆様にも良い読書が在らんことを!

それでは!また!次回!