「門番やってろ」と言われ15年、突っ立ってる間に俺の魔力が9999（最強）に育ってました 1個人的評価 (３段階評価：続巻要望は蛇足を予感させる物語も低評価）
総合評価 ２
設定：２ キャラ：２ ストーリー：２ 満足度：２ 続巻要望：２
【HJ文庫】 #レビュアープログラム
口一つ動かしてはならない門番生活を己が主人公の冒険譚を妄想する事で１５年を過ごしたロイル
ある日突然首になった
夢であった冒険者になるべく冒険者ギルドにある街に向かう道すがら怪我をした少女ディズに出会う。
ディズの怪我が気になったロイルの頭に過ったのは「「治癒魔術でエルフの姫を治癒させた」過去の妄想」。
魔法など使えぬはずのロイルはディズの怪我を特殊な治癒魔法で治してしまう。
この後も鍛え上げられた妄想力で多種多様の魔法を操る。
貴族令嬢を救ったりなんやかんやしながら冒険者ギルドのある街にたどり着く
お貴族様からお礼のお金をもらったロイルとディズはその街をねぐらにすべく
いわくつきの屋敷を買う
購入条件に含まれていた除霊を無事終了させたところまでは良かったのだが
この国最高とも呼ばれる魔術師サンディに「弟子入り希望」を押し付けられる
断っても断ってもストーカーの如くつきまとうサンディに辟易となったのだが……
ＤＴのまま３０歳を過ぎたコミ障無職妄想家ロイルの冒険譚。つまり『おまいら自身の物語である』
