月2度通う整形外科の待合室で、偶にお会いする書道の先生と、
先日はマナーの話になりました。
日本習字教育連盟だったと思います。相当な実力者だそうで、
85歳の美しい方、今も生徒さんがお稽古に通ってこられるそうです。
もう昔になりますが、親しい友人を通じて書道展に招かれ、顔馴染みでした。
お人柄同様、優しい字と柔らかな色彩の俳画がとても魅力的です。
「硬筆を長くされていて、教えておられないのですか?」との質問を受けました。
「いやぁ、教えるということは、字以外の質問を受けた時の対応に自信がありませんからー」と
伝えました。その先生も「そうなのよね、マナーなど常に勉強よ。」と笑っておっしゃいました。
「不祝儀の時、くしゃくしゃのお札入れます?」と問われ、「少し折り目程度のお札に、
くしゃくしゃはちょっと抵抗が・・・」と答えました。先生も「私も折って入れています。」とのことです。
この前、生徒さんからハサミを貸してくださいと言われ、
刃を閉じて握って私の方に向け、取っ手を生徒さんに向けて渡すと、
「先生置いてください」と生徒さんが言われ、、「母から躾けられています。」とのことだったそうです。
びっくりされたそうです。そういえば私も聞いたような記憶があります。
まだ時間があれば、色々お話を続けたかったのですが・・・。
実は私、俳画を習いたいと思っているのですが、
疲れやすい齢ですから欲を出せません。残念です。
9月もどうぞよろしくお願いいたします。