総会用議案書も製本完成。各戸に配ることとなった。
少しほっとしたところで、趣味の硬筆、今月の清書準備。
手元に届いた、私の所属する硬筆月刊誌の編集後記に書かれたことが目に付く。
“黝葉(かごろば)にしづみて匂ふ夏霞若かる我は見つつ観ざりき”
濃く深い黒っぽい緑の葉でむせかえるような森がうっすらかすんで見える。
この美しさを、若かりしころの自分はただ見ているだけで、心から深く感謝の気持ちで観察していなかったと詠んでます.
白秋はこの2年後に失明するのですが、視力が衰えていくなかで、そのことに気づき愕然としたのかもしれません。
私たちもただ手本のうわべだけを見るのでなく、しっかりお細部まで観察しなければならないと思います。
字のことはともかく、残り少ない私の人生、観察力を養わなくては。
今更・・・ですね(笑)
管理事務所入り口、ハートでお迎え 携帯カメラで。