2年ぶりに、関西で年1回の硬筆の講習会に大阪まで出掛けました。
今回参加する気になったのは、ペン友の声掛けだけの理由ではありません。
数か月前ごろでしたか、交流していただいているブログ友の課題に?「失せる」がありました。
(表現間違っていましたらすみません。)
その事がきっかけです。
長くペン習字を続けていても、今のままなら失せてゼロになる。それなら少し頑張ってみようと思いました・・・。
定員50人の会場では、今年師範試験を受験する人、初心者の少しご高齢の方、
また高校生男子も交じっていて微笑ましく思いました。遠い四国からの人もいたそうです。
10時半から16時半まで、講義と添削が今日の予定です。
講師成田嵐石先生(日本ペン習字研究会副会長)美しい字は硬筆業界でもトップでしょうね。
講義では、初心者に形の良い漢字の書き方の基本を、白板で素晴らしい筆跡での説明がありました。
漢字のへんとつくりの関係の説明、例として林は木が二つならんでいます。
先ず先に書くへんは、つくりの邪魔をしないように書く。これがポイントです。
このように別の漢字も、理屈で理解し応用しましょうということになります。
今日、師範試験を受験される人達は、課題の三体字(楷書、行書、草書)の熟語や、
横書き等の文書の練習を重ねられた作品を、先生の添削をとても熱心に受けられていました。
私は、成田先生の門下生として30年以上お世話になっています。
人生経験はずっと私が先輩になりますが(笑)
初めて、添削依頼をし、お返事が届いた時のお手紙があります。
上手く撮れなくて・・・残念です。読めますかしら?
当日、すでに師範を取得した我々3人のうち、一人は88歳です。
健康に恵まれておられることも大事ですが、100歳近い会員が作品にチャレンジされています。
いい刺激です。まだまだ私も頑張れる!・・・(苦笑)
次週、作品を写真アップする予定です。