第21回「ぬしの名は」はこちら。
前回の視聴率はギャンブル失敗。下降して13.2%でした。そんなもんよね。
所用で米沢にいたので今週は見られないかと思ったけれど、こうなったら直虎を見てから帰ろうということになり、家に着いたら午前0時を過ぎてました。とてもアップする気力&体力なし。
さて、「虎と龍」………………ぶっほ!これってそのまんま、あの名作「タイガー&ドラゴン」(TBS)のタイトルじゃん。森下さん、宮藤官九郎にちゃんと仁義は切りましたか。まあ、実際には「花と龍」のもじりなんでしょうけど、お話的には「虎と龍と猪」で、なんか花札っぽい。
いやひょっとして森進一の「花と蝶」なのかな。ちょっと色恋が前面に出た回で、直虎は煩悩に、政次は嫉妬に苦しむ的な。柴咲コウが鏡の前でうつむき、高橋一生がバーのカウンターで水割りをあおるカラオケビデオが思い浮かびます。
龍雲丸(なんてヤンキーはいってる名前なんだ)が武家の出らしいだに、と冷静に語るのが、「みんな!エスパーだよ!」(テレ東)で煩悩まみれだったマキタスポーツなのがおかしい。直虎の手をつかみ、後ろから抱きかかえるようにしてノコギリを動かす龍雲丸という画には、マキタスポーツならずとも変な妄想が。すみませんわたしがいちばん煩悩まみれでした。
揶揄してばかりのようだけれど、どうもここ数回のラブコメぶりがしんどいんですよ。天下動乱が近いことを予想させる今川氏真の歯がみが一瞬だけというのは、あくまでホビット村である井伊谷にはまだ無縁なのだということなんでしょう。それはそれでありだとしても、少なくとも織田信長を登場だけでもさせてバランスはとってくれないかなあ。
え、次回のタイトルは「盗賊は二回 仏を盗む」ですと?ジャック・ニコルソンとジェシカ・ラングばりにテーブルの上でなんかやってくれるんですかっ!ああまた煩悩が……
視聴率は、この展開が女性視聴者にわりに好評らしいので14%台と読みました。
第26回「誰がために城はある」につづく。
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