AMAZONS/アマゾンズ「Precious Melody」Music Video|大滝裕子・斉藤久美・吉川智子
その4「任意継続組合員」はこちら。
帰りがけに、職員から話しかけられる。
「(育休中の)女房に勤務先の事務職員から書類が送られて来たんですよ。えーと、退職互助部ってなんすか」
「あ、きみたちは同学年なんだな。きみにも来てるんだよ。退職互助部ってのはさあ、35才の年に入るか入らないかの一発勝負で、入ると給料の6/1000を毎月掛金として引き去るわけ」
「引かれるんですか」
「もちろん積み立てるんだけどね。で、それから25年間、300か月にわたって積み立てると……なんと70万円ぐらいになるの」
「ほお」
「で、それを原資にして医療費の補填とかをやる制度に加入するか、あるいは」
「あるいは?」
「その70万をそのまま受け取るかだよ」
「へー」
「まあ、それは60才のときの選択だけどな。ほら、うちの職場には選択中のが3人いて、人それぞれなんだけどさ。まあ、いまのところは小っちゃい財形みたいなもんだと思えばいいんじゃないか」
「みんな入るんですかね」
「おれ、何人も加入するか選択させたけど、入んなかったのは一人だけ。旦那から『そんなわけのわかんないものに入るな』って言われたらしくて(笑)」
「そうっすかー」
……結局、この夫婦はふたりとも加入することになった。さて問題は60才組だ。三川の会場でもいろいろと語られていたが、灰皿まわりでは
「もらうよ金」
「ほう、あっさりだな」
「だって職場に来る保険のおばちゃんが、そんなものに入るのはやめなさい!って」
まあ確かに、民間の保険会社にとっては蛇蝎のように憎い存在だろう。以下次号。
本日の1曲はアマゾンズです。どうしてって?メンバーのひとりは大滝裕子じゃないすかっ。
うちの県は互助会入会と同時に勝手に退職互助部の掛金が引かれる仕組み。それが、75万円くらいになるらしい。
うちの退職者は、入らないといっておりましたが。(地区の事務職員部副部長さんは、退職互助部に入りたいらしいが…。その方の定年までは、二十数年あるので、退職互助部はあるのかな?)
ちなみに、今年退職する事務職員部の元部長さんは職専免でいらしていたらしいです。
退職互助部という存在は、実はわたしのような
人間にとってまことにありがたいものです。
こういうことがなかったら退職後の医療制度
なんてものに思いをいたすことなんて
なかったでしょ。
で、自分のこれからを考えて……脱退したんです
けどね(^_^;)