「ネヴァー・ゲーム」につづく、懸賞金ハンター、コルター・ショウものの第2作と第3作。ここまでで第1期が完結。
1作目がわたしはどうも合わなかったのだが、どんどん面白くなっています。
行方不明の人間を探し出して懸賞金をうけとるという、ほんとにそんな商売が成り立つのかなと思いながらも、あらゆる手段を駆使して目的を達成するコルター。そして彼自身も、兄の行方を捜しているのだが……
常に確率を意識して行動する冷静さ、兄につらい思いをさせたのではないかと後悔する繊細さが同居するコルターにどんどんひきこまれていきます。読者の予想を常に裏切るディーヴァーの腕前はあいかわらず。
さて、つぎはリンカーン・ライムの新作にとりかかりましょうか。
「ハンティング・タイム」につづく。
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