horibonpapaのブログ

主に奈良の写真を撮り歩いております。

次世代エコカー FCV

2014-07-26 23:58:00 | 車関係

さる6月25日に、今年度中に発売との発表がありました

トヨタの次世代エコカーFCVです。


どことなく、新型SAIと似たデザインですね。

(東京モーターショー2013より)

次世代エコカーFCV.jpg

トヨタからの発表では、

今年度中に日本で発売ということですね。

いつものように、スペックです。

​全長:4,870mm

​​​全幅:1,810mm

​全高:1,535mm

​乗車定員:4名

最高速度:170km/h以上

このスペックは、東京モーターショー2013に出展された

TOYOTA FCV CONCEPTの物で、

市販車とは異なる場合があります。

トヨタ FCV


燃料電池の仕組み

水を電気分解しますと、酸素と水素に分解されることは

確か中学生時代の理科で習ったはずですね。


燃料電池はその全く逆の作用で、水素と酸素を利用して

電気を発生させるとともに、

水を排出するとてもクリーンなエネルギーです。

ガソリン車のように、二酸化炭素(CO2)を排出しません。


あまり詳しく書きますと、

頭が痛くなるような化学式が現れますので、

この程度にとどめますね。

私自身調べていますと、

頭が痛くなってきましたので・・・(-_-;)


ガソリン車と同じく、

酸素は空気中から取り込むことが出来ますね。​

ガソリンの代わりに水素が必要で、

FVC車の水素タンクに充填する必要があります。

それが、

ガソリンスタンドの代わりが水素ステーションですね。

この水素ステーションを今のガソリンスタンドのように

各地に建設することが、

燃料電池車を普及させる大きなカギです。

少し燃料電池と燃料電池車のお勉強!(笑)

茶色文字をクリックするとリンクが開きます。

NATIONAL GEOGRAPHIC

燃料電池特集

期待が高まる次世代エネルギー


第一回 なぜ注目されているのか?​

燃料電池の求められる背景

燃料電池の優位性


第二回 燃料電池の歴史と原理

燃料電池の歴史

燃料電池の原理


第三回 暮らしを支える燃料電池

エネファームのシステム

エネファームとエコウィルと太陽電池の比較

​モバイル燃料電池


第四回 究極のエコカー、燃料電池車

燃料電池車のメカニズム

燃料電池車と電気自動車の性能比較


第五回 実用化を目指す燃料電池車

​実用化の時期

インフラ

水素ステーションの建設費は5~10億円、

ガソリンスタンドの5~​10倍

水素燃料価格(現状ガソリンより水素の方が高価格)

他のサイトでの試算ですが、

現状の水素価格は¥17~¥23/kmと

ガソリン車の¥10~¥16/kmを上回っています。

また、別サイトでは、水素価格で¥10~¥14/km

ガソリン車で¥14~¥17/kmとなっています。

今後は、もっと安くなっていくものと

思われます。


第六回 普及に向けた課題と解決への糸口

​コスト低減の課題

水素ステーションの課題


燃料電池車に期待がかかる一方

課題も山積してるのがよく分かります。



究極のエコカーで主導権 燃料電池車、トヨタ市販へ

14年度中に

日本経済新聞(2014.06.26)

トヨタ自動車、2014年度に日本で市販

価格:700万円程度(税抜)

水素充填時間:約3分

最大航続距離;約700km


トヨタの発表の直前にはこんな記事も

究極のエコカー 燃料電池車、市場に投入へ

政府、水素ステーションのインフラ整備急ぐ[特集]

現代ビジネス(2014.06.22)毎日フォーラム~毎日新聞


トヨタの発表当日朝にはこんな記事も

ホンダ、燃料電池車を国内先行発売

価格700万~800万円「採算より普及」 ​

産経ニュース(2014.06.25)


トヨタの発表後こんな辛口記事も​

井上久男「ニュースの深層」

トヨタの燃料電池車投入にプリウスの時の

気合いが感じられない理由

現代ビジネス(2014.07.01)


色々燃料電池車には課題も多く、普及までは時間もお金も

かかりそうです。


今年度内に燃料電池車を売るトヨタの勝算

コストやステーションの課題解決には長期戦

東洋経済(2014.06.30)


国が違えばこんな報道も


中央日報(2014.05.29


【究極のエコカー】トヨタ 新型FCV発表

価格は700万円 

  

セダンタイプ 燃料電池 自動車 発売 市販化


TOYOTA FCV CONCEPT

- 第43回東京モーターショー2013 -

  


TOYOTA FCV CONCEPT -日本語-

  


Toyota Fuel Cell Testing Vehicle

- Cold Test

  

この時のベース車両は、発表のあった車と異なりますね。

覆面していますがテールランプ形状、ドアミラー形状等から、

LEXUS HS250h(前期型)のように思いますが、

いかがでしょう?


Toyota Fuel Cell Testing Vehicle

- Hot Weather Test

  

この画像の方が、車はよく分かります。

やはりHS250h(前期型)のようですね。



これからの燃料電池車の普及に向けて

各社の競争が激しくなってくるものと思います。

これからも、トヨタさんには頑張ってもらいたいですね。




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20 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは♪ (トムぢい)
2014-07-27 02:54:47
ここにも駆け込みレポーターが・・・(笑)
FCVは今頃市販車の最終テスト走行中なんでしょうねぇ。
色々普及には課題がありそうですが、EVのリーフの時も悲観的な意見はありましたから。
まあ、家庭でも充電できるEVと違ってFCVは水素ステーションが無ければ燃料の補充が出来ませんから、さらに敷居は高いのですが、トヨタさんならやってくれるでしょう!
楽しみですね。
返信する
こんばんは! (赤彩)
2014-07-27 03:27:09
FCVは EV同様インフラが問題ですよね。
よほどのブレークスルーがあればいいのですが。
今 豊田市内では EVの無接点充電の試験が行われていて
実用化できEVの走行距離が伸びれば 安全面&運用面から
EVももっと普及するかもしれませんね!
返信する
Unknown (神輿ベンケイ)
2014-07-27 07:22:10
おはようございます!

さすが、horibonpapaサン!
凄い調査力ですねぇ~。
しかも、分かり易い!
調査会社設立し、社長に就任しましょう(笑)

技術的な事や価格面はまだまだ課題はありそうですね。
我々ユーザーからすると、車体価格と維持費、さらにステーションの数が
課題になりそうですね。

私も年間沢山のガソリンを消費し、相当量のCO2を発生させていますので、
クリーンなエネルギーの導入は待たれるところですね。
でも、一般化される頃には車降りているカモ?!(笑)

返信する
Unknown (horibonpapa)
2014-07-27 08:00:37
トムぢいさん

おはようございます。

はい!駆け込みです!(笑)
今年度中に発売とのことで、トヨタさんも追込み体制でしょうね。
普及には、色々と乗り越えなければいけない事もありますが、
一つ一つ解決されることと思いますね。

早速、水素ステーション見に行かれたのですね。
流石、トムぢいさんです。
まずはインフラ整備が、重要ですね。

ハイブリッドカーの普及も。長期間かかりましたから、
直ぐには難しいでしょうが、私が生きている間には・・・(笑)
返信する
Unknown (horibonpapa)
2014-07-27 08:31:44
赤彩さん

おはようございます。

水素ステーションが、ガソリンスタンドのように、行き渡らないと
本格的な普及にはいかないと思いますね。
車両価格の高いのは燃料電池の触媒に白金が使われていますが、
代替技術も開発されて来てるので、その内白金の使用は無くなるでしょう。

水素の価格も下がっていくことと思います。
ネックは水素ステーションの、建設費でしょうか。
それと、水素にまつわる危険物の規制緩和ですね。

一方、EVも技術革新により、充電時間の短縮が言われています。
無接点との兼ね合いもありますが、3分で充電する技術を開発中とか。
今は急速充電でも、30分かかりますからね。

後は、航続距離ですね。
リチウムイオン電池以上の能力のある、次世代電池も開発中ですので、
これも将来飛躍的に伸びるかも。

お互い良い意味で競争して、普及して欲しいです。
でも、どちらにしても、今のガソリンエンジンの楽しさが無くなるのかな・・・
燃料電池車も、EVもモーターだもんな。

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Unknown (horibonpapa)
2014-07-27 08:43:55
神輿ベンケイさん

おはようございます。

またもや、得意分野で攻めてみました。
これしか、能が無いので・・・(^_^;)

まだまだ課題の多い車ですが、ハイブリッドカーも時間がかかっても
これだけ普及してきてますから。
色々と技術革新もされるでしょうから、いずれは燃料電池車が普通に走る
時代が来るでしょうね。

車両価格も下がるでしょうし、水素価格も下がるはずです。
インフラ整備が、重要ですね。

流石、神輿ベンケイさん、環境意識が素晴らしいですね。
ここは、神輿のように一肌脱いで、FCV買いましょう!
ECOに貢献して下さい。
宜しくお願いします。(笑)
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私も神輿ベンケイさんのお考えに賛成! (北のはげおやじ)
2014-07-27 09:53:20
調査会社設立の折には、出資を考えてみようかな。(笑)
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こんにちは、古太郎です。 (たんちゃん)
2014-07-27 09:56:44
勉強になります(^^)/
技術の進歩はすごいなぁ…と、つくづく実感しますね。
昔々、トヨタさんの見学に行ったとき、「水素で走るクルマを研究しています」と。
その頃は、マイクロバスのような大きな車でテストしていましたが、ついにこの大きさに…。
あとは、水素ステーションですね!
普及したハイブリッドとの違いは、これに尽きますね~。
返信する
Unknown (随想)
2014-07-27 13:10:38
こんにちは♪

水素ステーションと補助金次第ですね~
こんなの乗ってたらガン見されるでしょうね~

それにしても1枚目の写真と1本目の動画・・・・
1枚目はツライチで格好良いのに・・・
市販すると随分恰好悪くなりますね・・・

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Unknown (horibonpapa)
2014-07-27 17:46:17
北のはげおやじさん

こんばんは。

調査会社設立ですか?(笑)
そんな、才能も能力も生憎備えておりません。(^_^;)
単にネット徘徊しているだけですから。(笑)

お言葉だけありがたく頂戴致します。m(_ _)m
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