ラックカイガラムシ？

こんとき訪れたいかるが～

奈良は京都ほど全国的には観光地として知名度も低く、あまり整備されていない印象ですが、
逆にそこがいいところです。
関西人はその気になればすぐに訪れられるのでラッキー。
熟年チームはこっそり楽しんでますよね、うふふ。
これからも全国区になりませんように（笑）

この時、薬師寺の伽藍の風景、特に東塔、西塔の風景を池越しで遠景で楽しんで奈良時代の人と
シンクロしようともくろみましたが、東塔が修復中というタイミングで撮影できずがっかりしました。

この薬師寺で一番古いのが東塔。実に１３００年前（天平建築）のものが創建当時のまま現存してます。
（他の建築物は再建）
この東塔は色彩も褪せて黒っぽい地味な色合いで、宇治の（改修前の）平等院鳳凰堂と同じ感じで
その褪せ方が味わいというようにオイラは受け止めていたのですが、
今回、修復のため解体したところ、新しい発見があったようですよ～
屋根は６つあって、六重の塔のように見えるのですが、構造的には３階建て。
その屋根の天井に色褪せた天井画があるのですが、解体によって柱の裏側の空気の触れない部分に
極彩色の絵が残されていたんですね～
当時の色あいがそのまま残っていたようなのです！
う～わおっ！ｂｙ松竹おかだ

その極彩色の中の赤紫色、この原料がラックカイガラムシという昆虫の分泌物なんですって！！え～？？
しかもこの昆虫はインド～インドネシアの南方の昆虫らしく、輸入されていたと考えられてるんですね。
なんかすごくないですか？
再建されたら平等院同様、極彩色が再現されるんでしょうか？
これこそ、ロマン。
２０１９年完成とのこと。すんごく楽しみ。
ツーリングで見に行こうっと♪

（昼間っからニュースばっかり見てるから目に入ります。そうそう国会中継も面白いですわぁ～）