この日も朝からいい天気になりました。
モーニングダートをぶっ飛ばします。
聞きました?モーニングダートですよ?
道東は贅沢ですね~
こんな景色が身近にある根室は本当に良いところでした。
今日は根室半島を出て、北上しようと思ってます。
その前にここに寄りましょう。
春国岱は初めての訪問です。
美しいところですね~
でもまだここは入り口に過ぎません。
右のネイチャーセンターあたりに今います。
この春国岱は根室湾と風蓮湖を仕切る砂州なんだとか。
今日は緑色の一番手軽なヒバリコースを歩いてみたいと思います。
ツーリングマップルによると遊歩道で約2時間と書かれてますが、
それは全部周った場合の時間じゃないかな?
もう少し手軽に見てきたいと思ってます。
序盤、風蓮湖沿いにずっと木道が設置されてるんですよね。
でも、ここは立入禁止となってます。
老朽化でしょうか。以前はここを歩きながら観察できたのかもしれません。
木道歩きたかったなぁ(笑)
広大な砂州。
風の音だけです。
前に一人歩かれてますが、さっきお話しました。
SR乗りの品川からの方です。双眼鏡を首からかけて出発されたので、しっかりここを観察しようと思われて
来たんでしょう。
オイラなんかとは大違いです。
今回のツーリングはバイクに乗るばかりじゃなくて、
ポイントポイントで歩いてますが、これがいいですね。
少し踏み込んだ楽しさに出会えますね。
湿地林が独特の風情をかもし出してます。
野付半島の先っちょにも行ったことがあるのですが、
あそこのナラワラ、トドワラの風景にも似た雰囲気があります。
国内で観察できる野鳥の半分の約330種が観察できるそうです。
途中、外人さんがカメラを3台空に向けて固定設置していました。
一定間隔でシャッターが切れるようにしてるみたいで、空を観察しているとおっしゃって
ましたね。
きっと街灯が全くないここは夜に星空を観察するには都合がいいんじゃないでしょうかね。
こういう自然を相手にしている人はしゃべっていても素朴で爽やかでいいですよね。
汽水湖なので、水の中にも面白い生き物が沢山いるでしょうね~
そっちも気になるなぁ。
右側が根室湾。
根室湾は太平洋かな?オホーツク海かな?微妙だな(笑)
この空だから感じられる爽快感です。
毎日言ってますが、天気に恵まれて本当に感謝。
バイクの元に帰ってきました。
ここにあった看板。
この文章が沁みたなぁ~
朝の9時です。
アサメシを食べ損ねてました。
セイコーマート発見。
いつものアサメシオンザミラーです。
本当に毎朝これでした(笑)
ここはヤウシュベツ川。
鏡のような水面。
左右に広がるのはヤウシュベツ川湿原だそうです。
いいですね~
そうだ。
ここでやっとアレを出動させるか!
テレテテッテテー(大山のぶ代の声で)
つーりーざーおー
さぁ、ここで3mのイトウを釣る予定です。
ダイソーのスプーンで攻めます。
もし釣れたときには、谷地坊主が使っていた軍手もバイクには常備してます。
川に飛び込んで口にひっかけてなんとか命がけで仕留めたいと思ってます。
緊張するなー。
イトウ、いないなぁー。
撤収しまーす。
家に帰ったら、嫁ちゃんにヤウシュベツ川で巨大なイトウと1時間格闘したけど、
惜しくも逃したよー、と言っておこう。
野付国道R244を北上します。
さぁ、知床半島まで行くかどうか悩みながら走ってます。
どうしようか。残すところ1日半しかない。
国後島が見えました。
あそこへは行くたくても行くことは叶いませんね。
水面に薄く土地が見えてるのが野付半島ですね。
そしてとうとうその奥に知床半島が見えました。
しかしながら、今回はそこまで行かず、内陸側へと進路を取る事にしましたよん。
時間が足りないね。
知床はまたの機会に。
セイコーマートでヒルメシ。
この弁当、本当に美味しいんですよ。
この旅では2回目ですが、前回北海道へきたときもこの弁当ばかり食べてました(笑)
途中ダートが見えたので少し走りましょう。
土が恋しくなったらいつでもダートに入れるのが北海道の素晴らしいところ。
一本、中へ入ると基本道は未舗装ですからねー。
阿寒湖方面へ向かってます。
途中林道がありました。
走ってみますか。
序盤よくある感じ。
白樺があると道が明るくなって、気分も高揚します。
渓流沿いなので、涼しくていい雰囲気です。
この林道はいいなぁ。
ほぼ終盤戦。
分岐で支線がありました。
北海道にきてから林道の本線は走れど、支線にはまだ入ってないのでこれは入ってみますか。
よりディープな風景が見られるかもね。
短いから丁度いいや。
絶対に人に出会わないことが確信できます。
というか、林道で人に出会ったことがないですね、道内で。
まぁ、人口密度の問題か。
北海道全体の人口の半分近くは札幌に住んでるそうですものね。
それ以外はスカスカ(笑)
ここで終点。
ヤバイ!
すぐにここを離れよう!
危険な予感!
強烈な死臭がします。
いやな印象が残りました。。。
あー、怖かった。
さて、次の林道を発見。
ここも入ってみましょうか。
どの林道もだいたいオープン状態ですね。
明るくていいな。
雰囲気が変わらないので、そこそこのところでUターンしました。
雄阿寒岳が見えてきました。
雄大ですね。
ふと、この道の入り口を発見。
道道1093号線。
13.2キロあるそうですが、入り口からダートですね。
行きたい方向とは違いますが
これは楽しそうなので、入ってみましょう。
序盤白樺林が続いて、ものすごく綺麗です。
ぐいぐい標高を上げていきます。
ずっと白樺なので、爽やかなんだよなー。
もうこの道、気に入ってます(笑)
さすが道道、路面の状態は最高ですね。
するとそろそろ峠の一番上まで上がってきた雰囲気が出てきましたよ。
相当登ったなぁ。
気持ちよくひらけたところに出ました。
後ろ側に雄阿寒岳を臨むことができます。
いいねー。
そして峠を越えて下り始めたところ、
こんな景色が広がりましたよ。
思わず、声が出ました。
これは凄いぞ。
うわーーーーー。
マジかーーーーー。
見渡す限りの平原が眼下に広がってます。
方向的に釧路湿原側です。
これ、ダートから見る景色のレベルを超えてますよ。
こんなドラマチックな道とは知らずに走っていたので、
感動が二倍・三倍でしたね。
これだから、調査しすぎずに気ままに走ることをやめられない。
全線走って下ってきました。
ここは皆さん、是非走ってほしいですわ。
さて、ここで15時ごろでしたかね。
今夜は、夜に雨が降るとのことだったので、また宿をとってるんです。
場所は帯広のちょい北の士幌という地域。
ナビで見ると、あれ?急がないとやばいな。
ちょっと遊びすぎました。
ここからは高速道路で移動します。
途中、なんとこの旅初めて雨に降られましたよ。
しかも強烈なゲリラ豪雨のような雨に高速道路で一時間叩きつけられました。
ヘロヘロになりながら宿にチェックイン。
18時ごろだったかなー。
ゲストハウス こもれびさんにお世話になります。
京都出身のご主人、27才だったかな?こちらに移住して宿を始められたそうです。
この日泊まっていたライダーの方とも沢山しゃべりましたね。
広島の果樹農家をやられてるZ900RSにお乗りの方。
サラリーマンを定年して家業の農家を継がれたそうです。定年したら北海道がやっと叶ったとおっしゃって
ましたね。北海道をツーリングしてる人にはそれぞれ色んな思いがありますよね。
さて、宿からのサービスで自家製の果実酒。いろんな種類のものを作られていてそれを楽しませてくださいます。
隣の農家から貰った採れたて牛乳もいただけます。牛乳ってこんなに美味しいものなのかと驚きました。
いい宿だなぁ。おススメです。
程よく酔って就寝です。