ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

全く想像を超えない。天下一品「こってりMAX」。

2023-06-23 17:16:00 | うまいもん
先日の「ジョブチューン」で、ついにあの天下一品が取り上げられ、5勝5敗という惨憺たる成績に終わった。
当然である。餃子の王将のような総合中華ではなく、天下一品はあのこってりラーメンが全て。
いや、あのこってりラーメンは「天一」という独自の食べ物のジャンルなのだ。それはまるでザ・ビートルズの音楽を「オールディーズ」などというジャンルに押し込めるのに無理があり、「ザ・ビートルズ」という音楽のジャンルなのだというように。
それが証拠に、あなたが天一を食べに行こうとお店に行ったらたまたま閉まっていたとして、アタマの中がこってりスープになってしまっているのに第一旭や横綱など他のラーメン店に行けるだろうか。私は行けない。
ゆえに、天一が10品もジャッジしてもらって半分も不合格を食らうなど、私は何の意味も見い出せない。
天一は、あの「こってり」だけで充分なのだ。

そのジャッジ企画の中で、物議を醸した「こってりMAX」が全国発売となったのを知り、大国町駅前店にやってきた。

並で1,190円もするが、頼んでしまった。
せっかくなので、小ライス70円も。

この店はネギなどのトッピングがフリーなので、ラーメンが出来るまでの間に取りに行く。

私はしおらしく、ネギと粉唐辛子だけ(笑)。

こってりMAX、着丼。

まぁ、こんなもんだろう。
特段のインパクトはない。

噂では「レンゲが立つ」らしいので、立ててみた。

…本当に立った(笑)。

まずよく混ぜて、スープを確認。

そんなに大騒ぎするほどのものでもない。
京都の鶏ガラこってりで人気を独占しているのが、あの一乗寺の「極鶏(ごっけい)」だが、あそこの方がまだ濃いかもしれない。

箸を上げてみる。

ウマいのは、間違いなくウマい。
なんせ、あの天一のこってりなのだから。
こってりだが塩味は濃くなく、飲みやすいスープだが全く想像を超えてくれるものがない。

佳きところで、先ほどのネギと粉唐辛子をダイブ。
さらに、トップにはいつもの辛子味噌を。

やはり、こってりスープで粉唐辛子がマスキングされるので、全然辛くならない。

今までのこってりを愛する人なら、間違いなくおいしくいただけるであろう。
が、ノーマルこってりと250円の差があるか?と言われれば、私はそれほどこのMAXが秀でているとは思えない。
もう長らく行っていないが、高槻八丁畷店や五条桂店などでは「北白川総本店より濃いこってり」が食べられると聞き、行ってみて本当にそうだったので感激したのを覚えている。
その意味では、これまで「おいしくない」と言われていた支店でもこのMAXさえ頼んでおけば濃いこってりが食べられるようになっただけであり、従来ノーマルこってりがおいしいと云われていた店ならノーマルで充分、とわかったのであった…


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