ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

「ITに疎い」では、済まされない。

2020-09-11 20:00:00 | 思うこと



私もあと数ヶ月で53になる名実ともに立派なオッサンだが、仕事やプライベートで使っているIT関連のデバイスはひと通り使いこなせる。

しかし、コレは私の周りだけかもしれないが私と同世代の人間のITへの疎さにイヤになる事がある。

我々は日常、パソコンでそんなに高度な作業をせねばならないわけではない。
せいぜいWord、Excel、PowerPointぐらいだ。
ところが、それらを触っている人にしばしば呼ばれ
「めっちゃ初歩的な質問やねんけど…」
と、使い方や機能を毎日のように尋ねられる。
実際本当に初歩的な事だし、検索すればすぐに出てくるような機能ばかりなのだが、彼らはその検索すらおぼつかない。

今日は今日で、別の人間が
「スマホのデータが一杯で、何を入れようとしても警告が出て入れる作業が出来ない」
と云う。
私は
「そのスマホの容量はナンボですか?」
と聞いても、答えられない。
「写真やらは片っ端から消去してるのですが、スマホに元々入ってるアプリが沢山あって、それは消せないんですよね?
あとはLINEぐらいしか消せないのですが、さすがにLINEは…」。

私は
「キャッシュは消せますか?」
と聞いたのだが
「キャッシュ?何ですかそれ?」
だ。もうこの時点でダメ。
私は
「料理に例えると、まな板の上に切りっぱなしの食材がいくつもあって、新しい食材が載らない状態です。
まずまな板の上をクリアしませんか?」
と言ったのだが、理屈はわかってもそのために何をどうすればよいのか分からない。
「設定」から入っていけばその機能はあるはずだが、なにぶん他人のスマホなのでそこまでは出来ない。
そこで「設定」から入って繰っていると、本体メモリはたった16GBしかない事がわかった。
計算上は16だが、実際には14.ナンボかしかない。

そのスマホはAndroidなので、micro SDカードを足せばいくらでも容量は増やせますよ、と言ったのだが、彼は
「えっ、そんな事出来るんですか?」、

最近、仕事をしていても我々の世代が下の世代から追い出されつつあるのを実感するが、こんな輩が居るのならそれも仕方ない、と思った次第である…


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