阪急・十三駅から西に伸びる商店街を抜け切った処に、こんな町中華を発見。
「彩飯(さいふぁん)」。
食べる前から、ウマそうな雰囲気が漂う(笑)。
サービスランチは、こちら。
野菜炒めとかに玉。最高ではないか。
野菜炒めとかに玉。最高ではないか。
気が付けば店内に吸い寄せられ、カウンターに座っていた。
他のメニュウもチェック。
うぅむ、やはりここは店のベーシックな力量を見定めるうえでラーメン・半チャンのセット880円がよいのではないか?
うぅむ、やはりここは店のベーシックな力量を見定めるうえでラーメン・半チャンのセット880円がよいのではないか?
と、いつもの選択。
店を切り盛りするのは、まだ若いお兄ちゃんとお姉さん。
ご夫婦だろうか…
ランチタイムで本来なら殺気立っていてもおかしくないところ、和やかに調理されているのがカウンター越しに見えてホッとする。
しかしお兄ちゃん、若いのに見事な鍋裁き…
いくつもの作業を同時にこなし、それぞれ瞬時に作り上げていく。
酢豚など、玉ねぎと人参をフライヤーでサッと油を通しし、鍋で豚肉と餡でサッとからめる。その間、わずか5秒だ。
セットのラーメン。
チャーシューも、いかにも手作り。
チャーシューも、いかにも手作り。
ここ数年で雨後のタケノコのように出来てきた「ブローカーがプロデュースしたネオ町中華」とは、明らかに一線を画す。
箸を上げてみる。
この中細ストレート麺がいい。
この中細ストレート麺がいい。
スープは意外にこっくりしており、醤油ダレの甘みは少なめだが文句なくウマい。
半チャンセットのラーメンは、おおむねスープ代わりとばかりにあっさりしたものが少なくないが、こちらはちゃんと単品で成立する食べごたえあるラーメンだ。
そして半チャン。
ふんわりとした仕上がりで、パラパラとしっとりのちょうどいい塩梅。
ふんわりとした仕上がりで、パラパラとしっとりのちょうどいい塩梅。
そして、口に含んだ時のレンゲの軸を伝ってくる風味の素晴らしい事!
2023年も残すところあと7ヶ月半だが、ここまでの4ヶ月半で食べた炒飯の中では間違いなく最高で、今年これ以上ウマい炒飯にめぐり逢えるか自信はない。
この炒飯、そしてお兄ちゃんの恐ろしいまでの手際の良さ…
こんな十三のはずれで、と言うと語弊があるが、ウマい店というのはどこに隠れているか本当にわかったものではないのである…
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