その一冊がこの「ライフレッスン」です。10年以上前にちょっとはまった例の「臨死体験」の元祖、キューブラー・ロスさんの本で
「ま、ちょっとありがたい話が書いてあるのかな」
という甘い認識で読み始めたのですが、今回のは強烈・・。臨死体験とかそういうある意味「(今となっては)客寄せ的な切り口」ってのはほとんどなく、自身が脳卒中で半身不随となってしまい、死にたいのに死ねない・・という凄まじい状態、臨死ではないけど死に近い状態であるのに思考は明瞭という、僕らがどうしても知りたかった死に面して人はどう感じ考えるのか・・という事が他のケースも交えて紹介してあります。そして、人生において体験し乗り越えないといけないいくつかの「レッスン」が解説されています(これは誰でも経験する事柄なんだけど、こうやって解説してもらってると、すごく楽になれる)。
まあ、詳しくは読んでみてください、と。僕はとりあえず5回ほど泣きましたよ。テヘヘ・・・
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