猛烈な頭痛と首の痛み、首が動かせない。この方はちょっと普通とは違っていたのでメモ。
通常の偏頭痛の施術をする。その後チェックすると、首を横に倒すと痛い。
閃いて後頭骨と側頭骨の隙間を緩める。直感だったがヒット、ここはソウボウ筋とキョウサニュウトツ筋を支配する神経が出るところだしな・・と言うのも後で気づいたけど、先週は超詰め詰めスケジュールでこの日もヘロヘロだったので、無意識にアクセス出来たのかも知れない。
その後も閃いて首を後ろに倒すのが痛いという事で、胸の施術で改善、実はこれが大きな発見で・・・密かに小躍りしそうになる。
さらに頭痛がほとんど無くなってるが一カ所だけ、左こめかみに微妙に残ってるという事で探る(そこまでしなくてもこんだけ改善してたら寝たら消えると思いましたが)。
そこで今までになく、耳の後ろがカチカチになってるので、何か締め付けるものしてますか?と聞くと、ここんところカチューシャしてるのが当たってるのがまさしくその場所だという、やはりな・・・緩める。
今回のケースでは緩める度に痛みの広さと鋭さがどんどん小さくなりながら場所を移動していって、ワンステップごとに頭の動きのチェックをして動きのアンバランスを起こす支点になってる部分を解放して・・を繰り返して痛みを消すというパターンの素晴らしいケースとなりました。
自信無かったわけじゃないけど自信ついたなぁ・・・
後は右足首が冷えてしょうがないと言うのでチェック、足首から先が前に来るけど後ろに行かない、すごく内反しやすいと言うので心当たりを聞くと20年前にバスケのゴールの車輪に巻き込まれたとのこと。
動きを付けた後頭の施術を再開したが、数十分カカトを付けたままに出来たので喜ばれてました(今までは数分で痛くなる)。
と言うわけで、伝わらないかも知れませんが、施術している側の僕個人にとって非常に実りの多いケースでした。
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