星田オステオパシー

Sony Reader PRS650 を使ったみた(オススメできぬ!)

ちょっと前にSony Reader PRS-T3が大好きだ~!という事を書いたんですけど、その流れで

「もしやスライドショーとしての利用ならPRS650やPRS350も活用できるかも知れない(自炊漫画を読むには解像度が低い)」

と、思い立ち、ああ・・ちょうどメルカリで売られていた送料込み1880円のPRS650を買ってしまいました。
持った感じはフレームが金属なのもあってT3よりも重たい。そして謎の「MP3再生機能」。まあ、読書するとき耳栓代わりに音楽聞くのもありだけど・・

んでまあ、こんな感じで上部にまさかの丸出しカードスロットが。SD(マイクロじゃなくてフルサイズのSD)カードとソニーのメモリースティックスロットが!この無理矢理の両立・・泣けるぜ!

驚いたのは本体起動中でもカードの抜き差しが自由ということ。T3は背面のカバーを外して、おそらく起動中の抜き差しは出来ないと思うのでこのタフな感じは良いですね!

ただし!

そうした場合、SDカードに入ってるスライドショー用の画像データを再度読み込みに行、結果フリーズします(1万枚以上入ってるからというのが原因だろうが)。

そしてフリーズした場合、本体のリセットボタンを押した上で再起動をせねばなりません。そうするとSDカードがそのままだと起動画面でフリーズします。解決方法はリセット→再起動を行った上でSDカードに入っているシステムデータ(画像のサムネイルとか設定ファイル)を消して、もう一度自動のサムネイル作成作業が終わるのを待たねばならないのです。この画像データですが様々な実験の結果「理論的には32000枚ほどまで可能だが12000枚辺りでサムネイルの作成がフリーズしてしまう」ために、うちの条件では最大で1万枚というところなんです。一方T3ではサムネイルデータの作成のために何度も本体の再起動が必要なんですが時間をかければ32000枚程度までのスライドショーが可能なのが判明しております。しかもPRS650はスリープからの復帰では大丈夫ですが放置して電源がオフになった場合、起動時にフリーズします。つまり・・大量の画像データを使ったE-inkモノクロスライドショーマシンとしての使用は不可能だと判断します。

英語はKindleで読むのが良いし自炊漫画はT3だし・・このままではPRS650を死蔵することになってしまう・・と思ってたんですが思わぬ使いみち発見。なんと、生のテキストファイルを入れて読むのにすごく便利!

ま、なんとなくKindleでも出来そうな気もするけどファイル移動の手軽さはPRS650が最強だから(画像以外)!と無理やり役目を決めて自分の衝動買いを正当化しようとしてみました。ネット上のテキストベースの読み物(TRPGのリプレイとか?まだあんのかなぁ?)とか青空文庫なんかも変換せずに読めるから良いかなぁ~

以上です。あ、PRS350は更に外部カードスロットがないので・・SDカードだけでも使えたらもうひと回り小さくでテキストをそのままぶっこんで読むのには一番良かったかも知れないですがねぇ

追記:気になったのでPRS650とKindlePWで生テキスト比較をやってみました


こちらReader PRS650です。ほほお・・なかなか読みやすいじゃない?


で、こちらKindlePWの生テキスト。こっちの方がやっぱり読みやすいw。うーん・・画面の周囲のアソビがなぁ・・Readerは無さすぎて見づらい。まあでもSDカードですぐにデータが入れられるのは便利だから!あと物理ボタンがあるからページめくりは楽!まあ、可動部分があるのはそれだけ壊れる確率が高いってことでもありそうですけど・・



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