これまで私は冗談半分に、週休3日での菜食主義を自称していました。
週に2日か3日くらいは肉を食べても良いだろうと。
もともと菜食主義なる言葉自体、常に百パーセントでなければいけないなどと定義されているわけではないので、目標として菜食主義を目指しているのであれば、誰でも名乗ることは可能であると思います。
でも週休3日、つまり7分の3が肉食、7分の4が菜食などというのでは冗談にしても、努力している目標だとはちと言い難い。
せめて週休2日くらいにしておかないと。
そんな程度の問題は、もともとどうでも良い話なのですが、そもそもは健康な食生活に近づきたいということが第一の目的です。
幸い私は妻のおかげで、脂分は減らし、新鮮な野菜を中心にかなり健康的な食生活が送れるようになりました。
そのせいか、30代の頃からほぼ4年に一度、オリンピック周期で結石の発作を繰り返していたのが、50代に入ってからはほぼ無くなりました。こちらの好みを踏まえたうえで、いろいろな食材や調理に気を使ってもらっていることには本当に感謝しています。
それでも、肉を完全には止められないこと、白いご飯の比率を下げられないことなどまだ理想の食生活には至りきれない課題はいくつか残っていました。
それが、こと「菜食主義」に関してだけは、この度、完全に克服する方法を得ることができました。
どこかの作家さんだか俳優だかがどこかで言っていたことで、
出典は毎度の事ながら定かな記憶ではないのですみません。
いわく
「肉食は良くないというけれど、草は牛が代わりに食べてくれている」
とのこと。
なるほど。
であれば完全な菜食主義を貫くことができるというわけだ。
これで週休2日での菜食主義なんていう方便も使うことなく、
また完全な菜食主義ではない負い目なども感じることなく、
堂々と「わたしは菜食主義です」と言い切ることができるわけです。
めでたし。めでたし。
今日はここまででこの話は終わりますが、
もしかしたら草食動物の肉や筋肉のことを考えると、これは意外に奥の深い話かもしれません。
筋肉隆々のゴリラが草食動物であることなど、また考え出すと深みにはまりそうです。
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