●12月2日(金)13-00 東銀座<U.I.P.試写室>
M-166 「プライドと偏見』Pride and Prejudice (2005) Universal英国
監督・ジョー・ライト 主演・キーラ・ナイトレイ ★★★★☆
このシーズンになると、次回のアカデミー賞最有力、というキャッチコピーの作品が多くなる。
しかし、この作品は作品賞、主演女優賞、助演男優賞、美術賞はノミネートされそうだ。
ジェーン・オースティンの原作は過去にもよく映画化されていて、「ジェーン・エア」とか「嵐が丘」のようなイギリスのクラシック女性ドラマの定番。どうしてまた今になって再映画化するのかが危惧されたのだが、キーラを主演にしたことと、監督の映像と音楽のバランス感覚が新鮮なので、古典的「若草物語」も飽きさせない。
いまや晩婚時代が深刻だが、この主人公エリザベスの「傲慢と誤解と偏見と我がまま」は大いに共感する筈だ。
キーラが「ドミノ」では将来が心配だったが、ここではオードリーの再来のような輝きを見せている。
意外に充実の女性映画だ。
M-166 「プライドと偏見』Pride and Prejudice (2005) Universal英国
監督・ジョー・ライト 主演・キーラ・ナイトレイ ★★★★☆
このシーズンになると、次回のアカデミー賞最有力、というキャッチコピーの作品が多くなる。
しかし、この作品は作品賞、主演女優賞、助演男優賞、美術賞はノミネートされそうだ。
ジェーン・オースティンの原作は過去にもよく映画化されていて、「ジェーン・エア」とか「嵐が丘」のようなイギリスのクラシック女性ドラマの定番。どうしてまた今になって再映画化するのかが危惧されたのだが、キーラを主演にしたことと、監督の映像と音楽のバランス感覚が新鮮なので、古典的「若草物語」も飽きさせない。
いまや晩婚時代が深刻だが、この主人公エリザベスの「傲慢と誤解と偏見と我がまま」は大いに共感する筈だ。
キーラが「ドミノ」では将来が心配だったが、ここではオードリーの再来のような輝きを見せている。
意外に充実の女性映画だ。