細越麟太郎 MOVIE DIARY

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●「メルキアデス・エストラーデの3度の埋葬」の真実

2005年12月22日 | Weblog
●12月22日(木)13-00 六本木<アスミック・エース試写室>
M-176 「メルキアデス・エストラーデの3度の埋葬」The Three Burials of Melquiades Estrade(2005)Europacorp
監督・主演・トミー・リー・ジョーンズ ★★★★
テキサスとメキシコの国境の話は「黒い罠」「ボーダー」「赤い河」などいっぱいある。
現代。メキシコからの密入国者が国境警備員に射殺された。
殺意はなく威嚇のつもりの銃弾で事故は起こったのだ。
警備側は死者を埋葬して事件も地下に葬ろうとしたが、カウボーイのトミー・リーは友人の殺害が許せない。
そして警備員のバリー・ペッパーを拉致して、メキシコの家族のもとに友人メルキアデスの遺体を越境して運ぶ。
監督はこの映画を西部劇ではないという。国境映画なのだという。
でもこれは男の友情と報復と復讐の話だ。ジョン・ウェインが見たら感動しただろう。
意外なラストシーンがいい。それで★が増えてしまった。