細越麟太郎 MOVIE DIARY

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●「アルティメット」の奔放ガチンコ・アクション。

2006年05月23日 | Weblog
●5月23日(火)13-00 六本木<アスミック・エース試写室>
M-063 「アルティメット」Banlieue 13 (2004) Europecorp 仏
監督・ピエール・モレル 主演・シリル・ラファエリ ★★★☆☆
CGも、スタントも、ワイアーもなしの本格ガチンコ・アクションの醍醐味は、確かにスゴイ。
2010年のパリ。郊外のバンリュー13地区は警察もお手上げの無法地帯。
パリ警察も見捨てた特殊な最悪エリアに殴り込みを賭けた正義の男ふたり。
ストーリーは西部劇だ。
ド派手なライブアクションと、強烈なラップのブラック・サウンズは、アニメ・ゲームのようだが、実写の迫力は魅力ある。
古典的なストーリーは他愛ないとしても、リュック・ベッソンの監督作品よりは面白い。
これが最新の代表的フランス映画とは思わないが、理屈抜きで楽しめた。