細越麟太郎 MOVIE DIARY

最新の映画情報や批評を掲載します。

●「墨攻」の大混戦中国アクションの果て

2006年12月12日 | Weblog
●12月11日(月)12-30 東銀座<松竹試写室>
M-140 「墨攻」A Battle of Wits (2006) 中国
監督・ジェイコブ・チャン 主演・アンディ・ラウ ★★★☆☆
戦乱の紀元前3世紀の中国。
大国、小国が入り乱れての戦闘が連続するので、その方に詳しい知識と地理の土地勘があるひとには面白いだろう。
まったくその方にダメなわたしには、どこで誰が何のためにどこの国と戦っているのかがわからない。
ま、それでもアンディ・ラウが墨家の平和的な戦略家で、小国を助けるために、アン・ソンギの大軍と交戦する次第は見ていてわかる。
困ったのは、ヴォイス・キャスティングのせいだろうが、ほとんどの軍人が、同じトーンでエキサイトして話すので、個人個人の差別がつかなくて参る。
戦闘シーンのお好きな好戦派の方はどうぞ。