●12月22日(金)東銀座<U.I.P.試写室>
M-147 「輝く夜明けに向かって」Catch a Fire (2006)universal
監督・フィリップ・ノイス 主演・ティム・ロビンス ★★★☆☆
なぜかアフリカでの紛争映画がこのところ多い。
80年代の南アフリカ、白人優遇の人種隔離政策に反発した一般の黒人青年が、不当な迫害と冤罪からテロリストの道を選ぶ。
これもひとつの社会悪の構造だ。
ティム・ロビンスはテロ組織壊滅のための秘密警察捜査官だが、執拗な追求が亀裂を生む。
プロデューサーのシドニー・ポラックは、この問題をフィリップ・ノイスに任せて、自分は「インタープリター」でアフリカでのテロの温床を娯楽的に描いたが、この新作も政治色はあるが、ポリティカル・エンターテイメントになっている。
実際の事件の経路を描いているが、作品はそれほどシリアスではない。
これがハリウッド・メジャー作品の妥協点なのだろう。
M-147 「輝く夜明けに向かって」Catch a Fire (2006)universal
監督・フィリップ・ノイス 主演・ティム・ロビンス ★★★☆☆
なぜかアフリカでの紛争映画がこのところ多い。
80年代の南アフリカ、白人優遇の人種隔離政策に反発した一般の黒人青年が、不当な迫害と冤罪からテロリストの道を選ぶ。
これもひとつの社会悪の構造だ。
ティム・ロビンスはテロ組織壊滅のための秘密警察捜査官だが、執拗な追求が亀裂を生む。
プロデューサーのシドニー・ポラックは、この問題をフィリップ・ノイスに任せて、自分は「インタープリター」でアフリカでのテロの温床を娯楽的に描いたが、この新作も政治色はあるが、ポリティカル・エンターテイメントになっている。
実際の事件の経路を描いているが、作品はそれほどシリアスではない。
これがハリウッド・メジャー作品の妥協点なのだろう。