●5月に見た自宅オーディオ傑作座のベスト10など。
1/「老兵は死なず」1943(マイケル・パウエル)主演・デボラ・カー DVD ★★★★☆☆
ひとりの老軍人の回想を通じて、敵兵との友情や生涯愛したひとりの女性のイメージを追う、これぞ男のロマン。
2/「飾窓の女」1944(フリッツ・ラング)主演・エドワード・G・ロビンソン VHS ★★★★☆☆
ひとり暮らしの男の妄想と転落。「七年目の浮気」は、これのコメディ・バージョンだと思えた。
3/「野良犬」1949(黒沢 明)主演・三船敏郎 DVD ★★★★☆
ジョルジュ・シムノンの原作を見事に映像化した戦後のクライム・アクションの傑作。
4/「頭上の敵機」1949(ヘンリー・キング)主演・グレゴリー・ペック ★★★★☆
戦争という極限状況でのリーダー・シップの脆さを描いた人間ドラマとして、大いに再認識させられた。
5/「船乗りシンドバッドの冒険」1946(リチャード・ウォーレス)主演・ダグラス・フェアバンクス・Jr .LD ★★★★
自分の出生の秘密を辿って冒険の旅をするカラフルな大エンターテイメント。モーリン・オハラの妖艶美。
6/「シングルス」1992 (キャメロン・クロウ)マット・ディロン DVD ★★★☆☆☆
ひとりで生きる青春の、複雑で皮肉なカリカチュア。その曖昧な虚弱性が、ここでは魅力的だ。
7/「ニュールンベルグ裁判」1961(スタンリー・クレイマー)スペンサー・トレイシー VHS ★★★☆☆☆
戦争裁判の非条理なジャッジメント。その時代に居合わせた人間の不運をドラマティックに見せている。
8/「マイアミバイス」2006(マイケル・マン)コリン・ファーレル DVD ★★★☆☆☆
古典的で通俗なテレビ・ドラマを、一本のハードボイルドなクライム・アクションにまとめた美学。
9/「転落した女」1989(ウィリアム・へイル)ロバート・ミッチャム VHS ★★★☆☆
ミッチャムの探偵が巻き込まれる事件が、往年のRKO映画のような執拗なタッチで展開する嬉しさ。
10/「洋上のロマンス」1948(マイケル・カーティス)ドリス・デイ LD ★★★☆☆
代理で南米への船に乗った歌手と探偵。その勘違いだらけの楽しいバラエティ。ドリスの歌がいいのだ。
という訳で、5月も懐かしい作品ばかりでした。
他に印象的だったのは、
●「暴力団」1955(コーネル・ワイルド主演)
●「落ちた偶像」1948(ラルフ・リチャードソン主演)
●「シュート・トウ・キル/影なき男」1988(トム・ベレンジャー主演)
●「海賊バラクーダ」1945 (ポール・ヘンリード主演)
●「ブラック・サンデー」1977 (ロバート・ショー主演)などなど・・・・でした。
1/「老兵は死なず」1943(マイケル・パウエル)主演・デボラ・カー DVD ★★★★☆☆
ひとりの老軍人の回想を通じて、敵兵との友情や生涯愛したひとりの女性のイメージを追う、これぞ男のロマン。
2/「飾窓の女」1944(フリッツ・ラング)主演・エドワード・G・ロビンソン VHS ★★★★☆☆
ひとり暮らしの男の妄想と転落。「七年目の浮気」は、これのコメディ・バージョンだと思えた。
3/「野良犬」1949(黒沢 明)主演・三船敏郎 DVD ★★★★☆
ジョルジュ・シムノンの原作を見事に映像化した戦後のクライム・アクションの傑作。
4/「頭上の敵機」1949(ヘンリー・キング)主演・グレゴリー・ペック ★★★★☆
戦争という極限状況でのリーダー・シップの脆さを描いた人間ドラマとして、大いに再認識させられた。
5/「船乗りシンドバッドの冒険」1946(リチャード・ウォーレス)主演・ダグラス・フェアバンクス・Jr .LD ★★★★
自分の出生の秘密を辿って冒険の旅をするカラフルな大エンターテイメント。モーリン・オハラの妖艶美。
6/「シングルス」1992 (キャメロン・クロウ)マット・ディロン DVD ★★★☆☆☆
ひとりで生きる青春の、複雑で皮肉なカリカチュア。その曖昧な虚弱性が、ここでは魅力的だ。
7/「ニュールンベルグ裁判」1961(スタンリー・クレイマー)スペンサー・トレイシー VHS ★★★☆☆☆
戦争裁判の非条理なジャッジメント。その時代に居合わせた人間の不運をドラマティックに見せている。
8/「マイアミバイス」2006(マイケル・マン)コリン・ファーレル DVD ★★★☆☆☆
古典的で通俗なテレビ・ドラマを、一本のハードボイルドなクライム・アクションにまとめた美学。
9/「転落した女」1989(ウィリアム・へイル)ロバート・ミッチャム VHS ★★★☆☆
ミッチャムの探偵が巻き込まれる事件が、往年のRKO映画のような執拗なタッチで展開する嬉しさ。
10/「洋上のロマンス」1948(マイケル・カーティス)ドリス・デイ LD ★★★☆☆
代理で南米への船に乗った歌手と探偵。その勘違いだらけの楽しいバラエティ。ドリスの歌がいいのだ。
という訳で、5月も懐かしい作品ばかりでした。
他に印象的だったのは、
●「暴力団」1955(コーネル・ワイルド主演)
●「落ちた偶像」1948(ラルフ・リチャードソン主演)
●「シュート・トウ・キル/影なき男」1988(トム・ベレンジャー主演)
●「海賊バラクーダ」1945 (ポール・ヘンリード主演)
●「ブラック・サンデー」1977 (ロバート・ショー主演)などなど・・・・でした。