細越麟太郎 MOVIE DIARY

最新の映画情報や批評を掲載します。

●『君の涙 ドナウに流れ<ハンガリー1956>』侵略と金メダルの歴史。

2007年09月21日 | Weblog
●9月19日(水)15-30  渋谷<シネカノン試写室>
M-116 『君の涙 ドナウに流れ・ハンガリー1956』children of glory(2006)ハンガリー
監督・クリスティーナ・ゴダ 主演・イヴァーン・フェニュー ★★★☆☆
1956年に旧ソヴィエト軍の戦車部隊の進攻で、破壊されたブダペストの街。
若者たちは交戦するが、無謀で強力な侵略者の戦力に、市街は火だるまだ。
そんな時世でもオリンピックはメルボルンで開催され、ハンガリーの水球チームは、決勝戦で宿敵ソヴィエトを破る。
オリンピック選手も出演している感動的は事実は、たしかに複雑な衝撃はある。
映画も迫真力があり、この映画はハンガリー現地で興行成績記録も作った。
ただ『ミュンヘン』の記憶があるせいか、タイミングで失点しているようだ。

●11月、シネカノン有楽町2丁目ほかでロードショー予定