●11月30日(金)13-00 新橋<スペースFSホール汐留>
M-146 『4ヶ月、3週と2日』4 lini,3saptamini si 2 zile (2006)ルーマニア
監督・クリスティアン・ムンジウ 主演・アナマリア・マリンカ ★★★★
ルームメイトの中絶手術に立ち会った、ひとりの女学生の一日。
20年前のルーマニアは、都市部も極端な貧困の時代だった。
ホテルの部屋をリザーブするのにも、かなりの出費をしなくてはならない。
そこにモグリの堕胎医師らしい男を呼び、手術に及ぶまでの苦労が、淡々とドキュメンタリーな視覚で見せる。
非常に斬新なアイデアのストーリーだ。
人ごととは思えないサスペンスが持続する。
タイトルは、中絶手術を決行した日のことだが、それが非常に危険であったことは、女性でなくても分かる。
しかも重大な違法犯罪行為なのだ。
見事に知的な映像で見せた監督は、この作品で今年のカンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを受賞。
女性であることの重さを強く感じさせられた愛の秀作といえる。
●2008年、3月公開予定。
M-146 『4ヶ月、3週と2日』4 lini,3saptamini si 2 zile (2006)ルーマニア
監督・クリスティアン・ムンジウ 主演・アナマリア・マリンカ ★★★★
ルームメイトの中絶手術に立ち会った、ひとりの女学生の一日。
20年前のルーマニアは、都市部も極端な貧困の時代だった。
ホテルの部屋をリザーブするのにも、かなりの出費をしなくてはならない。
そこにモグリの堕胎医師らしい男を呼び、手術に及ぶまでの苦労が、淡々とドキュメンタリーな視覚で見せる。
非常に斬新なアイデアのストーリーだ。
人ごととは思えないサスペンスが持続する。
タイトルは、中絶手術を決行した日のことだが、それが非常に危険であったことは、女性でなくても分かる。
しかも重大な違法犯罪行為なのだ。
見事に知的な映像で見せた監督は、この作品で今年のカンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを受賞。
女性であることの重さを強く感じさせられた愛の秀作といえる。
●2008年、3月公開予定。