●12月18日(火)13-00 渋谷<ショウゲート試写室>
M-154 『地上5センチの恋心』Odette Toulemonde (2006)仏
監督/エリック=エマニュエル・シュミット 主演/カトリーヌ・フロ ★★★☆☆
いつまでも天使のような慈しみの心を持った未亡人。
秀作『やわらかい手』のオペレッタ版のような、心温まる女性、いや母性映画。
『女はみんな生きている』で楽天的パリ女性を快演したフロの、これまた痛快な人情コメディだ。
ジョセフィン・ベイカーの唄が好きなオデットは、彼女の歌が聞こえると、料理中でも踊り出す。
バカ陽気な未亡人のようでいて、周囲のトラブルにも暖かい愛情をそそぎ、メリー・ポピンズのように、時々は宙を舞う。
くったくのないセミ・ミュージカルのような幼児性が、実はこの作品の不思議な個性。
奇跡を呼ぶ能天気ぶりに、こちらも心が浮いてしまう。
むかしのフランス映画らしい、ウィットに富んだ嬉しい魅力ある作品だ。
●来春3月、シネスイッチ銀座などでロードショウ
M-154 『地上5センチの恋心』Odette Toulemonde (2006)仏
監督/エリック=エマニュエル・シュミット 主演/カトリーヌ・フロ ★★★☆☆
いつまでも天使のような慈しみの心を持った未亡人。
秀作『やわらかい手』のオペレッタ版のような、心温まる女性、いや母性映画。
『女はみんな生きている』で楽天的パリ女性を快演したフロの、これまた痛快な人情コメディだ。
ジョセフィン・ベイカーの唄が好きなオデットは、彼女の歌が聞こえると、料理中でも踊り出す。
バカ陽気な未亡人のようでいて、周囲のトラブルにも暖かい愛情をそそぎ、メリー・ポピンズのように、時々は宙を舞う。
くったくのないセミ・ミュージカルのような幼児性が、実はこの作品の不思議な個性。
奇跡を呼ぶ能天気ぶりに、こちらも心が浮いてしまう。
むかしのフランス映画らしい、ウィットに富んだ嬉しい魅力ある作品だ。
●来春3月、シネスイッチ銀座などでロードショウ