細越麟太郎 MOVIE DIARY

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●『アースEARTH』30年後には、いない貴重な生物たち。

2007年12月26日 | Weblog
●12月25日(火)13-00 六本木<GAGA試写室>
M-157 『アース/EARTH』2007/ドイツ・イギリス合作
監督/アラステア・フォサーギル 日本語ナレーション/渡辺 謙 ★★★☆☆
地球上で絶滅寸前の北極熊など、貴重な動物たちの生態を見つめたドキュメンタリー。
とくに目新しい生物は出ないが、全編に何故か敗者の吐息のような絶望感が見られる。
地球温暖化を阻止しないと、このままではこれらの動物や直物たちは、地上から消えるという。
人っこ一人出ない映画なのに、人間の悲しみに溢れた作品だ。
多くの人に見て欲しいが、珍しさは少なく、テーマの大きすぎる印象。

●2008年1月/日比谷スカラ座などでロードショー