●10月15日(水)13-00 京橋<映画美学校第一試写室>
M-118 『8月のランチ』Pranzo di Ferragosto (2008) archimede italy
監督/主演/ジャンニ・ディ・グレゴリオ 共演/マリア・カリ ★★★☆☆
ローマの夏休み。
それぞれがバカンスに出かける祭日に、気のいい、ぐうたらな中年男のアパートに、友人たちが老母を預けてしまった。
断れないままに、預かった老嬢3人と老母の世話を見ることになったジャンニは、それでも健気に面倒を見る。
監督は実際の母親の面倒は見れないというが、これはその償いのためのファンタジーだろう。
とくに不満も言わずに、わがままでボケのある4人もの老婆とのランチは、まるで幼稚園だ。
しかしその時間につきあわされる我々も、自然にその温かい団らんの空気に馴染んでしまう。
ナンニ・モレッティほど痛烈ではなく、このイタリアらしいタッチは、デ・シーカに近い。
自作自演の監督はいい仕事をした。
●東京国際映画祭で上映。来春ロードショウ
M-118 『8月のランチ』Pranzo di Ferragosto (2008) archimede italy
監督/主演/ジャンニ・ディ・グレゴリオ 共演/マリア・カリ ★★★☆☆
ローマの夏休み。
それぞれがバカンスに出かける祭日に、気のいい、ぐうたらな中年男のアパートに、友人たちが老母を預けてしまった。
断れないままに、預かった老嬢3人と老母の世話を見ることになったジャンニは、それでも健気に面倒を見る。
監督は実際の母親の面倒は見れないというが、これはその償いのためのファンタジーだろう。
とくに不満も言わずに、わがままでボケのある4人もの老婆とのランチは、まるで幼稚園だ。
しかしその時間につきあわされる我々も、自然にその温かい団らんの空気に馴染んでしまう。
ナンニ・モレッティほど痛烈ではなく、このイタリアらしいタッチは、デ・シーカに近い。
自作自演の監督はいい仕事をした。
●東京国際映画祭で上映。来春ロードショウ