細越麟太郎 MOVIE DIARY

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●『レポゼッション・メン』移植臓器の使用期限を過ぎると殺されますよ。

2010年06月18日 | Weblog
●6月17日(木)13-00 半蔵門<東和試写室>
M-073『レポゼッション・メン』Repossession Men (2009) universal
監督/ミゲル・サポチ二ク 主演/ジュード・ロウ ★★★☆
発症した臓器を人工的に取り替えて、延命している近未来。
高額な手術代金を延滞したひとは、取り立て専門のレポゼッション・メンに殺される。
その殺し屋のジュードも陰謀で心臓を入れ替えられ、組織から命を狙われる。
まるでマイクロチップを脳に隠されてスパイに狙われたジェーソン・ボーンと同じ設定。
タイトルバックにペレス・プラードのマンボが流れたり、ジュリー・ロンドンの「クライ・ミー・ア・リバー」がドラマの鍵になったり、演出センスは中々だが、話は平凡。
最近のハリウッドは、組織から追われる男のパターンが定番だ。
とにかく滞納者の臓器を取り出す作業が多いので、外科手術執刀医アクションの連続なので、血だらけなスプラッター映画も負ける。長生きするのも大変なのだ。

●滞空時間の長いショートフライ。
●7月2日より、日比谷みゆき座などでロードショウ