●1月26日(木)13−00 半蔵門<東宝東和試写室>
M−011『ペントハウス』Tower Heist (2011) universal + imagine
監督/ブレット・ラトナー 主演/ベン・スティーラー <104分> ★★★☆☆
どうもベンとエディ・マーフィーが共演で、ポルノ雑誌のタイトルなので下品なお笑いかと敬遠していた。
しかし、友人が「ケッコー面白いすよ」というので、最終試写で見たら、これが愉快。
原題は「ビル強奪」。という、要するに団体怪盗映画。すみません、邦題タイトルで誤解してました。
トランプタワーのペントハウスに住む大富豪アラン・アルダが、突然FBIに逮捕された。
ビル住民の管理を任されていたベンも、年金までがパア。
しかし富豪は、彼の豪奢なペントハウスに、大金を隠していることを知ったベンは秘策を練る。
獄中の窃盗犯、エディの協力を依頼して、隠された埋蔵金を探すという大ケイパー映画となる。
ま「華麗なる賭け」や「オーシャンズ11」のコミック版だが、マンハッタンの感謝祭の大パレードの日に、強行するという派手さだ。
両優の早口対決も見ものだが、脇役も豪華で、それぞれがハマっている。
あのスティーブ・マックイーンの愛車を、ビルの最上階からパレード中に強奪するという空中離れ業がハデ。
いかにもハリウッド・エンターテイメントの、久しぶりの都会派のおかしな快作だ。
さすが、ブライアン・グレイザーのプロデュースは魅せてくれる。
やっぱり映画は見てみないとワカラナイ。失礼しました。
■強振の打球がドームの天井を直撃の、エンタイトル・ツーベース。
●2月3日より、有楽座などでロードショー